子どもが5歳のころの話です。ある朝、夫が「仕事が終わったらまっすぐ帰る」と言って出かけたのですが、いつもの帰宅時間から1時間経っても帰宅せず、連絡もありませんでした。
2時間以上も遅れて帰宅…なぜ?
普段、遅くなるときは必ずひと言連絡をくれる人なので、何かあったのではと不安になり、何度も電話をかけましたがつながらず、胸がざわつきました。ちょうど子どもの夕飯やお風呂の準備も重なり余裕がなく、気持ちばかりが焦ってしまい、最悪の事態まで考えてしまいました。
結局、夫が帰宅したのは予定より2時間以上も遅れてからでした。心配して涙目になっていた私が理由を尋ねると、「帰り道で自転車のチェーンが外れて困っている高校生を見かけて……。そのまま放っておけなくて、直す手伝いをしていた」とのことでした。しかも、工具がなかったため、近くの店まで一緒に行って買ってから直したとのことで、予想以上に時間がかかってしまったそうです。
確かに人助けは立派なことですが、連絡が一切なかったことに驚きとモヤモヤした気持ちが残りました。無事だったからよかったものの、その間ずっと不安な時間を過ごしたので、正直複雑な思いでいっぱいでした。
後日、改めて夫と話し合い、「どんな理由でもひと言連絡を入れること」を約束しました。困っている人を思っての行動でも、家族が心配する状況を作ってしまっては意味がないと感じたのです。
今回の件で、日ごろのちょっとした連絡がいかに大切かを改めて実感しました。同時に、私自身も必要以上に不安になりすぎないように、心掛けようと思います。お互いの安心のためにも、連絡のルールを決めておくことは重要だと感じました。
著者:荒川 瑞希/40代女性・パート
結婚14年目のパート主婦。趣味はお笑い番組を観たりドラマを観ること。
作画:
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

