
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、SNSにホラー漫画を投稿している吉崎人間さんの『公衆電話の恐怖』だ。
同作は、主人公が深夜に遭遇した公衆電話を巡るホラー展開が描かれた一作。以前吉崎さんのX(旧Twitter)に投稿されると、2500以上の「いいね」が寄せられている。そこで作者の吉崎さんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■真夜中に遭遇した公衆電話による恐怖展開

深夜、最終電車を逃した男性は仕方なく歩いて帰ることにし、道中で公園を横切っていた。すると、今ではあまり見かけなくなったボックス型の公衆電話に遭遇。男性は公衆電話をジッと見つめて“まさか鳴るわけないか”と思った矢先、「ジリリリン」と呼び鈴が鳴った。
彼は違和感よりも興味の方が上回り、受話器を手に取ると、「本サービスは自動音声によるアンケート調査です」という機械的な女性の声が流れ始め…。読者からは「徐々に迫りくる恐怖感に震えた」「オチが秀逸」などの反響が寄せられていた。
■創作のきっかけは公園の公衆電話内に突っ立っていた謎のおじさん

――ホラー漫画を描くようになったきっかけを教えてください。
小学4年生の頃だったと思いますが、色紙にイラストを描いて体育館に飾るという催しがありました。同級生は『ドラゴンボール』や『幽遊白書』のキャラクターを描いておりましたが、私は御茶漬海苔先生の作品のキャラクターを描きました。同級生と先生は引いていました。その時からホラー漫画を描くというのは薄々感じておりました。で、今描いております。
――『公衆電話の恐怖』を創作したきっかけや理由もあればお教えください。
たまに散歩をするんですが、近くに公園があり、場内にポツンと公衆電話があります。
その日は、公衆電話内におじさんが突っ立っておりました。特に利用するでなく、ただ突っ立っているんです。それも早朝に。一点を見据えて。
若干不気味だとは思いましたが、その日は寒かったので、単に風を凌ぎたかっただけなのかもしれません。とはいえ普段公衆電話を利用している人なんて見かけることもないですから、人がいるだけでも違和感を感じました。
今回の作品はそこに着想を得てホラー漫画に昇華してみようと思い立った次第でございます。ですから、あのおじさんには感謝しております。今はもう見かけることはないですが。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
普段セリフがない漫画ばかり描いており、常に言葉を放棄しておりました。しかし、今回は一念発起し、あえてセリフ過多の漫画を目指そうと思いました。
公衆電話という題材上、セリフがないと成立させるのも難しいですが、不慣れな自分に鞭打って頑張って描いてみました。セリフで物語を構築させようと苦心している様に注目していただければ嬉しいです!
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
鈴木麻里子が“ズリン”と這い出てくるところは良い感じに描けたかなとは思います。ホラー漫画として、やはり読者にインパクトのあるビジュアルを目撃してほしいと、常日頃考えており、その点はこだわっております。あと“ズリン”という謎の擬音は個人的に気に入っております。意味がわからないので。
――2026年の展望や目標をお教えください。
2026年は、漫画やイラストのお仕事をいただけるよう取り組んでいきたいと考えております。特にこれといった実績もなく、時代錯誤も甚だしい作風ですが、Xにて一人よがりホラー漫画を発信しておりますので、ご興味を持っていただけましたら、ぜひご連絡いただければありがたく存じます!
――読者へメッセージをお願いします。
お世話になっております!吉崎人間です!いつも拝読していただき誠にありがとうございます!
一人よがりで描いているホラー漫画ですが、皆様のリアクションによって何とかやっていけております!今後も精進してより一層面白い漫画をお届けできればと思いますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます!

