■「もう少し丁寧にやってほしい」と、不満を漏らしたら「細かすぎる」と反論された!



妻は漫画家、夫は3Dデザイナーという在宅ワーク夫婦。お互い家にいる時間が長いため、家事を分担制にした。妻の仕事が繁忙期を迎え目に見えて忙しくなると、家事がおざなりになったが、当番制の分担はこなしていた。だから「忙しいから、仕方がない」と夫は黙ってフォローをしていた。


言えない不満がどんどん溜まっていったある日、我慢の限界に達した夫。一方が忙しさを理由におざなりな家事をしていると、片方に負担がかかる。「忙しいってズルい」そう気づいた夫は「最近、どんどん雑になってる。あれでやってるうちに入る?」と妻に言った。妻は「最低限の分担をして、あとは気づいたほうがやるって言ったじゃん。細かすぎる。そこまでやってられない」と、口論になった。


「家事分担をしているなかで生まれる不満もそうですが、相手の優しさに甘えすぎてしまう瞬間に気づいたことが制作のきっかけです」と話す、Fukiさん。「気づいた人が家事する」というルールは、気づかないほうに有利な言葉だ。忙しいことを理由に相手にばかり甘えてしまい、夫婦関係のバランスに変化が起きてしまったのだ。
相手に言いたいことを言えない人も多いが、漫画では妻は「細かいこと気にしていられない」、夫は「譲り合うのが共同生活」だと主張。「夫婦に限らず、言語化して伝えるってすごく大事なことだと思います。読者の方へ伝えたいというよりは自分の課題として今後も考えていきたいです」とFukiさんは言う。家事を片方が負担するのはフェアではない。定期的に話し合う場を作らないと、相手の不満にも気づかないだろう。本作ではお互いを尊重できる理想的な夫婦関係を描いており、多くの人が共感した。
続きは、書籍『在宅ワークもふたりでいれば』で読むことができる。またpixivで人気の漫画『ちなしと師匠』も書籍化され、絶賛発売中。第1話の試し読みもできるので、気になる人はチェックしてみて。
取材協力:Fuki(@fuki_ii)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

