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【地震に備える】元消防隊員の防災士が直伝 100均アイテムを組み合わせる『洋式トイレ』の作り方

【地震に備える】元消防隊員の防災士が直伝 100均アイテムを組み合わせる『洋式トイレ』の作り方

災害時に備えて知っておきたい、100円ショップのアイテムを活用した簡易洋式トイレの作り方を紹介します。

三陸沖を震源とする地震を受け、『北海道・三陸沖後発地震注意情報』が発令されている2026年4月23日現在、改めて防災意識を高めている人も多いのではないでしょうか。

災害時に深刻な問題となりやすいのが、トイレ。断水などでトイレが使えなくなり、避難所の仮設トイレも、設置に日にちがかかる場合があります。

衛生面の問題はもちろん、排せつを我慢することで体調不良や感染症のリスクが高まるケースもあるため、携帯式の簡易トイレを備えておくとよいでしょう。

もしもの事態に備え、元消防隊員の防災士が勧める簡易洋式トイレの作り方を、筆者が実際に試してみました。

100均のアイテムを活用 元消防隊員の防災士が勧める簡易洋式トイレ

教えてくれたのは、東京消防庁で38年間現場に立ち、現在は防災士として活躍する幾田雅明さんです。

使用する材料はすべて100円ショップ『ダイソー』で揃えました。

材料

【材料】

・折り畳みイス 2個

・ポンチョ

・簡易トイレ(袋タイプ)

簡易洋式トイレの材料(撮影:grapeライフハック編集部)

撮影:grapeライフハック編集部

ポンチョは、なるべく丈の長いタイプを選んでください。身長171cmの筆者は、130cm×100cmのサイズを用意しました。

また、折り畳みイスの耐荷重もあらかじめ確認してください。

設置する際はなるべく、床が極力平らで安定している場所を選びましょう。

手順1.2個の折り畳みイスを横に並べる

流れはいたってシンプル。まず、2個の折り畳みイスを横に並べます。

横に並べた2個の折り畳みイス

撮影:grapeライフハック編集部

この時、座面同士をぴったりつけるのではなく、少し間隔を空けて設置するのがポイント。

筆者が試したところ、適度に隙間を作ることで排せつの体勢が取りやすくなりました。

手順2.簡易トイレをセットする

次に、排せつする位置に合わせて簡易トイレを手に持つか、適切な位置に設置します。

簡易洋式トイレの設置場面(撮影:grapeライフハック編集部)

撮影:grapeライフハック編集部

袋タイプのものは口をしっかり広げ、ズレないように配置してください。

後方で位置を安定させたい場合は、テープなどで固定しておくと安心です。

折り畳みイスなどを生かした簡易洋式トイレ(撮影:grapeライフハック編集部)

撮影:grapeライフハック編集部

手順3.ポンチョをかぶって排せつ体勢を整える

最後にポンチョをかぶって、排せつの体勢を整えます。

折り畳みイスなどを生かした簡易洋式トイレの再現場面(撮影:grapeライフハック編集部)

撮影:grapeライフハック編集部

幾田さんによると、ポンチョはテントなどがない場合でも、目隠しとしての役割を果たし、周囲からの視線を遮る効果があるといいます。

実際に試してみると、確かに身体の前後をしっかり覆うことができ、簡易的ながらプライバシーを確保できました。

『高さ』で身体の負担が軽減 災害に備えて知っておきたい対策

幾田さんが勧める方法を実際に試してみると、「高さがあることで使いやすくなる」と実感しました。

体勢によってはイスが多少ぐらつき、安定感に不安はありましたが、しゃがむ負担が軽減されるため、特に高齢者や体力に不安がある人にとっては有用でしょう。

また、ポンチョを併用することで最低限のプライバシーは確保できます。

もちろん、いつも通りトイレや便器が使用できるのであれば、それに越したことはありません。

しかし、災害時には、トイレ環境の悪化によって健康リスクが高まるケースがあるのも事実。

身近なアイテムで対応できる方法を知っておくだけでも、いざという時の不安を軽減できるはずです。

[文・構成・取材/grapeライフハック編集部 しぶちゃん]

配信元: grape [グレイプ]

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