
フジテレビが運営する縦型ショートドラマアプリ「FOD SHORT」が、4月15日より北米市場でのサービス提供を開始。フジテレビのプラットフォームとして初めての海外進出となった。今後は100カ国以上への拡大をめざし、世界中に日本のドラマを届けるためにグローバル展開を加速させる予定だ。
■「短いのに、心に残るドラマ。」を1話約1分の縦型ショートドラマとして配信
FOD SHORTは、「短いのに、心に残るドラマ。」をコンセプトに、1話約1分の縦型ショートドラマを配信する動画配信サービス。2025年7月のサービス開始以来、日本国内で利用者を拡大してきた。2025年12月にはモバイルアプリの調査会社であるSensor Towerの調査において、国内のショートドラマパブリッシャーとしてアプリ収益とダウンロード数の両部門で第1位を獲得している。
コンテンツの質においても高い評価を得ている。ドラマ「推しの罪~推しを救えるのはヲタクの私~」(出演:内田理央、なえなの)は、「モデルプレス ベストドラマアワード」において「最強コンテンツ賞」を受賞。これらの実績を踏まえ、世界市場へと展開する。
今回の海外進出では、まずアメリカ・カナダの北米市場でFOD SHORTアプリのインストールが可能となり、フジテレビが制作した縦型ショートドラマが現地で視聴可能に。現在FOD SHORTでは、オリジナル作品39作品で英語字幕を提供している。
外部コンテンツパートナーの制作作品を含むその他の配信タイトルについても、順次対応を進めていく。提供地域は段階的に広げ、将来的には100カ国以上でのサービス展開を計画中だ。世界中のユーザーに日本の作品を届けるため、英語にとどまらず10言語以上への対応を予定している。
■日本のIP・クリエイティブを世界へ繋ぐ“グローバル展開のハブ”へ
FOD SHORTはフジテレビの自社制作作品にとどまらず、日本のパートナー企業のコンテンツも配信する、オープンなプラットフォームへと進化。外資系プラットフォームに依存することなく、日本の優れたIPや若手クリエイターの才能を世界へ直接届けるための“日本発のグローバル・インフラ”となることを目指している。
日本国内でのテストマーケティングから、海外スタジオとの共同ローカライズ制作まで、FOD SHORTが“グローバル展開のハブ”として機能することで、日本発のコンテンツが世界で正当に評価され、その利益が国内のクリエイティブ産業に還元されるエコシステムの構築を目標に掲げる。ともに世界市場へ挑戦するIP保有企業・コンテンツパートナーからの参画も呼びかけている。
本サービスは、動画配信サービス・FOD等のアプリ開発における先進技術やAI活用、および広告クリエイティブ領域の知見を持つ株式会社フジ・ネクステラ・ラボとの共同事業となっている。両社の連携を一段と強化し、より快適な視聴体験と魅力的なコンテンツを世界へ向けて発信していく。
■杉崎朋子氏(フジテレビ FOD事業部 部長)コメント
国内市場で培ってきたFOD SHORTの知見と実績をもとに、このたび北米でのサービス提供を開始できたことを大変うれしく思います。短い時間でも深く感情を動かす日本のドラマの魅力は、海外のお客様にも十分に届けられると確信しています。
本プロジェクトは、単なるフジテレビの一事業の海外展開ではありません。日本の素晴らしいIP、そしてクリエイターの皆様の熱量と才能を、世界市場へダイレクトに届けられる“日本発のグローバル・インフラ”を創り上げる挑戦です。
クリエイターが世界で勝負できる環境を提供し、FOD SHORTが海外展開のハブとなることで、パートナーのみなさまと共に成功体験と利益を分かち合う“持続可能なエコシステム”をめざします。日本のクリエイティブの底力を世界に示すため、今後も多くのコンテンツパートナーと共創し、展開地域を拡大してまいります。
※杉崎朋子氏の「崎」は正しくは「たつさき」
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