「好きだから…」「ジョークでしょ」思春期の息子に“おっぱいケーキ”を贈る投稿をめぐり物議!「不気味」「悪趣味」SNSは強い拒否感

「好きだから…」「ジョークでしょ」思春期の息子に“おっぱいケーキ”を贈る投稿をめぐり物議!「不気味」「悪趣味」SNSは強い拒否感

「女性蔑視」と「ジェンダー不平等」を訴える声

 また、女性の身体部位を模し、「食べ物で遊ぶ」行為そのものが、女性蔑視を象徴し、性欲と食欲の混同を助長すると指摘されています。フェミニスト層からは「女体遊びの時代は終わった」「性的嫌がらせだ」といった強い拒否反応が示されました。

 さらに、ジェンダー不平等を訴える声も多く、「男性の陰部を模したケーキなら即座に犯罪なのに、おっぱいは許容される風潮」への疑問が提起されています。公共の場での露出が、女性のみを標的にした性的嫌がらせと見なされるという指摘です。そのほか、ケーキ屋のショーケースに陳列されることへの「不衛生・悪趣味」といった意見も多数寄せられました。

X上の反応は…?特に女性から強い不快感

 X上のコメント分析では、批判が大方を占めており、特に女性ユーザー(母親属性、フェミニスト属性)からの拒否反応が圧倒的に強いという傾向が見られます。女性は「子供への悪影響」や「ジェンダー平等」の視点から強く非難しています。

 一方、一部の男性ユーザーからは、「身内の思い出なら良いんじゃない?昔は普通に売ってたノリ」といった、個人的なユーモアとして擁護したり、「過剰反応」と見なす中立的・擁護寄りの意見が少数ながら見られます。

 この「おっぱいケーキ」を巡る議論は、昔ながらのジョーク文化と現代のコンプライアンスやジェンダー規範との衝突を鮮明に浮き彫りにしています。

(LASISA編集部)

配信元: LASISA

提供元

プロフィール画像

LASISA

20代以上の“オトナ女子”に向けて、ビューティー・ファッション・恋愛・フード・ライフスタイルなど、ワタシをつくる、賢い選択につながるモノ・コトをお届けするWEBマガジンです。今一番旬なコスメはどれ? あのカフェの新作メニュー、もう食べた? 安くて使える生活雑貨が知りたい! パートナーとうまくいっていないとき、どうすればいい――? 女性の多くが抱くそんな興味や疑問、悩みに、分かりやすく丁寧に応える記事をお届けします。