由香里は夫の達也と娘の楓との3人暮らし。幸せの絶頂にあった新婚当時は気づかなかったものの、達也は脱ぎっぱなし、食べっぱなし、何でもかんでも妻頼み。職場での評価は高い一方、“仕事しかできない30歳児”だったのです。
愛想を尽かした由香里は夫の再教育に乗り出しますが、ド天然の達也に戒めの言葉は響かず、娘の楓から「パパって、何もしないくせに口出すよね」と手厳しい一言を浴びせられてしまいます。
ショックを受けた夫は急に家事を手伝い始めますが、達也の母親は「家族に尽くし、家を守ることこそが女の幸せ」という考え方の持ち主。
母親から受け継いだ価値観は、なかなかに根深いようで……?
自分は飲み会へ行くのに、妻と娘の外食に口出しを…!?








「あの子にとって私との外食は、パパが好きなお店を探すことなのよ」——。
妻と娘の外食に文句タラタラだったのが、由香里の言葉にコロッと態度を変える達也なのでした。
「一家の主人が夜遅くまで仕事してるんだから、家で主人の帰りを待つのが『普通』だろ?」なんて亭主関白な発言をしておきながら、娘にはてんで弱い達也。由香里の言葉を借りるなら、まさに“チョロい”ですよね。
それにしても、自分の“普通”を人に押し付けるのは典型的なモラハラ! 自分にとっての普通も誰かにとっては普通ではなく、それは夫婦という間柄でも同様です。一緒に生活する時間が長くなればなるほど、感覚が麻痺してしまいますが、ここは親しき仲にも礼儀あり! 家族間であっても、“普通”の押し付けには気をつけたいものですね。
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