
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、漫画『最悪のケース4コマ』を紹介する。作者のカポルさんが、9月4日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4.8万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、カポルさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■水槽に入れてさらわれた人魚

さらわれて水槽に入れられた人魚は、笑いながら自分を運ぶ男に「これから、お前は水族館で暮らすんだ…」と告げられる。「私…どうなるの?」と不安がる人魚に、男は“お前次第だ”と答えるのだった。
「最悪の場合、一生水槽の中だろうな」と続けた男だったが、その後最高の場合も話し始める。それは、人魚の海の知識が評価されることでアドバイザーとして重宝され、館長になること。これを聞いた人魚は「館長かぁ…!!」と未来に目を輝かせるのだった…。
この人魚がさらわれた4コマ漫画を読んだ人たちからは、「実際アドバイザー適性高そう」「どう転んでも水族館は繁盛するな」「人魚の肉とかは求められてないな…」「実は生活の保障かも」など、多くのコメントが寄せられている。
■「かなり良い線行きそうな気がします」作者・カポルさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
SNSでは共通のお題から4コマを描くという企画が頻繁に実施されており、この作品は「水族館」というお題から考えたものです。水族館に売られる人魚、というシチュエーションは割と共通認識として存在するのに、あまり4コマとして見る事の無い題材で新規性がある、と感じたのが最大の理由ですね。
――本作では、タイトルと最初の流れから予想した流れを裏切られる展開が非常に印象的な展開でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
このようなミスリード系の作品は、いかに途中でオチがバレないかはかなり気を付けて描いています。オチを見た後なら、「最悪のケース」を逆にしただけじゃん、となるのですが、最初に読む時はまぁ気付かないんですね。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
人魚が館長になる自分を夢見ているシーンが良いと思いますね。実際、海への理解度などを考えるとかなり良い線行きそうな気がします。このような、ファンタジーとリアルが混ざり合った描写がかなり好きですね。想像力が掻き立てられます。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
基本、4コマはあるあるから始まりますね。今回の場合は、「珍しい生き物を売り飛ばすブローカー」というあるあるから始まっています。このあるあるはどこから来たのか、というのは自分でも分かりません。今までの人生で見てきた物語から、よく見られるシチュエーションを引っ張り出してきている、というのが正確かも知れません。
――今後の展望や目標をお教えください。
4コマへの理解を深めて、つまらない作品を描かなくなるのが目標です。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
成長を続ける予定なので、気長に見て下さい。

