中3娘の彼氏の親に「あなたの子と付き合わせたくない」→怒り心頭の両親が直談判したワケ

中3娘の彼氏の親に「あなたの子と付き合わせたくない」→怒り心頭の両親が直談判したワケ

強く、たくましくなった娘

それから、彩加は人が変わったように受験勉強に打ち込むようになりました。以前のように上の空でスマホをいじることもなく、真剣な表情で参考書に向かいます。塾にも一度も休まずに通い、分からないところは積極的に先生に質問するようになりました。

私たち夫婦も、彩加のサポートに全力を尽くしました。夜食を作ったり、分からない問題があれば一緒に考えたり。時には厳しい言葉をかけることもありましたが、彩加は素直に受け止めて、前向きに頑張り続けました。

そして、迎えた受験と合格発表。合格発表の日、彩加は真剣な表情で志望校のホームページを開きます。緊張で、私の心臓はバクバク音を立てていました。彩加も、小さく息を止めて、画面を見つめています。そして、そこに表示された自分の受験番号を見つけた瞬間、彩加は大きく目を見開きました。

「ママ!私、受かったよ!」

彩加の叫びに、私も思わず飛び上がって喜びました。夫も駆け寄り、私たち家族は抱き合って喜びを分かち合いました。流した涙は、これまでの苦労と、そして何よりも彩加の頑張りが報われた喜びの涙でした。

希望の高校に進学できた彩加は、入学式の日、本当に晴れやかな笑顔をしていました。あの時の苦悩を乗り越え、大きく成長した娘の姿に、私は胸がいっぱいになりました。

今回のできごとは、私たち家族にとって、大きな試練でした。しかし、その試練を通して、私たちは多くのことを学びました。親として、未熟な子どもを導く責任があること。そして、子どもの「自由」という言葉の裏に隠された危険を見抜くこと。何よりも、子どもの言葉に耳を傾け、時には厳しい決断を下してでも、彼らの将来と幸せを守るのが親の役目だと。

思春期の子どもとの関りには難しさもありますが、親が本当に大切なことは何かを伝え続け、最後には信じて支えること――。その積み重ねが、本当の家族の絆を育むのだと実感しました。

彩加にとっては、ハヤトくんと付き合いは、苦い思い出となってしまいました。ですが、家族で危機を乗り越え、家族の信頼関係と絆はより深まりました。これから先、また困難なことにぶつかったとしても、家族で支え合って乗り越えて行けそうですね。

本作では、娘に彼氏ができたのがきっかけで、少しずつおかしくなってしまったときの様子が描かれています。受験期も重なっていたため、危機感を覚えます。中学生は思春期もあり、難しい年ごろです。ですが、わが子の異変を放置せず、真剣に向き合った両親の強さに、勇気をもらえる作品です。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: ももこ

(配信元: ママリ

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