
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第20回が4月24日に放送。娘・環(宮島るか)を取り戻したりん(見上)が、母・美津(水野美紀)へナースになる決意を告げる重要な局面が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■りん、虎太郎に背中を押されナースへの道を決意
環を無事に取り戻したりん。幼なじみの虎太郎(小林虎之介)から「東京でやっていけんのか心配してたけど、すげえな。すっかり東京の人だ」と感心されるが、りんはナースへの道に対する不安を吐露。そんな彼女に虎太郎は「だいじだ。りんならできる」と力強く背中を押す。虎太郎一家や中村(小林隆)と温かな時間を過ごした後、りんは決意を新たに東京へと戻る。
■りん、涙ながらに美津を説得 母の厳しくも温かなエール
ナースの養成所に通うため、りんは最大の壁である母・美津の説得に挑む。士族の娘がナースになることに猛反対する美津に対し、りんは「私にとっての恥は己の良心に反すること。それは環を女学校へ行かせる道があるのに選ばぬこと」と宣言。
「嫁ぐことが幸せ」と信じる母を否定するのかと問われ、りんは涙ながらに本音を語る。「私も母上のような奥様になりたかった。でも、なれなかった。すべて私の甘さが招いたことです。でも、環に同じ思いはさせられない。自分の力で生きていかなくてはならなくなった時、学はあった方がいい」そして、亡き父が教えてくれた「学ぶことは時に世を渡る翼となり、時に身を守る刀になる」という言葉を伝える。
さらに美津から提示された再婚の縁談も、「人生を誰かに委ねるのはもう嫌なんです。私の双六の上がりは、もう『奥様』じゃない」と拒絶。すると美津は、大切にしていた緞子の帯を売って作った金を差し出し、「縁談は嘘です。あなたの“本当”を問いたかった。今度こそ勝ち戦になさい」と、厳しくも温かいエールを送るのだった。

■「社会」を変える一歩 未来を見据える卯三郎との対話
その後、瑞穂屋を訪れたりんは、店主の卯三郎(坂東彌十郎)に英語の辞書を譲ってほしいと請う。「リターンさえあれば」といつもの決めゼリフで快諾した卯三郎に、りんは自ら考え抜いた「ソサエティ(社会)」の定義を語る。
「社会には道から外れた人や、子持ちで働く女も、もっといろんな人がいるはず」というりんの答えに、卯三郎も「社会はそこにいる人で形づくられ、変わっていくもの」と応じる。「医療は10年後、100年後にはビッグマーケットになり、誰もがナースの看護を受けるようになる」という卯三郎の言葉は、りんの進む道に確かな光を灯した。
晴れ晴れとした表情で養成所へ向かうりんの背後に、「士族の娘さんはナースになんてならないかと思った」と聞き覚えのある声が響く。振り返ったそこにいたのは、髪をバッサリと切り落とした直美(上坂樹里)の姿だった。

■直美のバッサリ髪での再登場に「覚悟が伝わる」「かっこいい」と称賛の声
虎太郎がりんの良き理解者として背中を押したシーンには、SNSで「いつも応援してくれる虎太郎が尊い」「結ばれなかったけど、いざという時に助けてくれる最高の幼なじみ」といった感動の声が集まった。
また、ラストシーンでバッサリ髪へと変貌した直美の登場には、「かっこいい!覚悟が伝わってくる」「髪を売って学費にしたのかな?直美ちゃんらしくて素敵」「すごく似合ってる!」と、その凛々しい姿を称賛するコメントが相次いでいる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


