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本作はデジタル要素のあるホラー展開。ベースになっているのは、R@B級森メタルさんの子どもの頃の話。「当時ちょうどインターネットの個人サイトやアングラコンテンツが盛んな時期で好奇心からよく調べてたんです。最近、それらをふと思い出して、今どうなっているのか?あれはなんだったのか調べることがあり、そのなかで『こうだったら嫌だなぁ』というホラー妄想癖が働いた結果、作品のような話ができました。」過去見ていたサイトを探ってみたところから本作の導入部分が生まれたという。




苦労した場面は、「漫画内に出てくるサイトなどは一つひとつイラストに描き起こしてるのですが、いくつかのサイトやプラットフォームのレイアウトを参考にしつつありそうな画にする作業がけっこう難しくて時間がかかりました。」と、制作時を振り返る。




とくにこだわったのは、「日常の延長であること」と「人の手で作られているけど、意図がわからないもの」であることだとか。「謎の真相が霊的な仕業だとそれでなんとなく納得してしまいそうですが、人の仕業だと『どういうつもりでこれを作ったのか?作者は何者なのか?』という疑問が残るので、その不気味さや余白を想像したりして楽しんでいただけたらと思ってます。」あえて理由を描かず、読者の想像にゆだねるところもポイントだ。結果、「不思議過ぎて怖い」「とんでもなく不気味で最高」「個人サイト黄金時代を思い出した」などのコメントが届く。





R@B級森メタルさんは、「子どもの頃から怖がりのホラー好きで、そういった漫画や映画をよく見ては怯えてました。一方で漫画を描くのも好きでいろんなジャンルに挑戦していたなか、大学の卒業制作でホラー漫画を描いた際に話作りや絵柄など自分に一番あっているなと感じて、そこからホラー漫画を描くようになりました。余談ですが、その漫画で研究室賞をいただけたのもホラー路線を選ぶきっかけになりました。」とホラー漫画を描き始めたきっかけを話す。


今後は、「『アーカイブ*ホラー』を代表とする『仮ロケ(訳有品)シリーズ』を中心に、怖いけど好奇心をくすぐるようなホラー漫画を描いていけたらなと思ってます。ホラーが苦手な方も読めるような過激な描写を控えた作りを目指してますので、よろしければ読んでみてください!」と次なる展開について話す。次回作も楽しみだ。
取材協力:R@B級森メタル(@zombie666_R)
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