
出産を機に東京から自然豊かな沖縄に移住した、モデルの武智志穂さん。大好きな地で双子の子育てを楽しむ志穂さんに、ママライフを綴ってもらう人気連載。第68回目は、子どもたちに人気の潮干狩りの様子をお届け! 水遊びを通して感じた子どもたちの成長や、武智さんの子育てへの思いを綴ってくれました。
潮が引いた海は、いつもとは違う表情を見せてくれます。
さっきまで海だった場所が砂の世界に変わると、子どもたちは迷いなく水辺へ。
その瞬間から、遊びが始まります。
この日は、友人親子と一緒に潮干狩りへ。
子どもたちにとっては“お気に入りの海遊び”です。
「あった!」
手のひらにのせた貝を、誇らしげに見せてくれる表情。
全然見つけられなかった頃を思うと、その変化に成長を感じて、胸がじんわり温かくなります。
慎重に探す子と、どんどん進む子。
楽しみ方はそれぞれで、個性がそのまま表れているのもまたおもしろくて。
私は普段、「教える」よりも「一緒に体験する」ことを大切にしています。
すぐに答えを教えるのではなく、「どう思う?」と問いかけながら一緒に考える時間。
その積み重ねが、子どもたちのなかに少しずつ残っていくのだと感じています。
とはいえ、気がつけば私の方が夢中になっていることも(笑)。
この日の楽しみは“その先”にもありました。
自分たちで見つけた貝を持ち帰り、砂抜きをして、食卓へ。
自分の手で見つけたものを食べる体験は、「いただきます」の意味を少しだけ深くしてくれる気がします。
もちろん、楽なことばかりではありません。
沖縄の日差しは強く、砂だらけになるのも当たり前。
(この日も顔がヒリヒリ。しっかり焼けてしまいました!)
なかなか見つからず、思い通りにいかない瞬間もあります。
それでも、そのすべてを含めて、かけがえのない時間。
沖縄での子育てを通して感じるのは、自然のなかで過ごす時間が、子どもたちに与えてくれるものの大きさです。
遊びのなかで学び、五感を使って感じ、自分で見つける喜びを知る。
それはきっと、机の上だけでは得られない力になっていくはず。
そしてそれは、旅のなかでもきっと体験できるもの。
(水着を持ってきていなかったのに、海を目の前にして我慢できなくなってしまった自然児たち♡)
観光地を巡るだけではなく、少し足を止めて、自然のなかで過ごしてみる。
そんな時間が、沖縄での思い出をより豊かなものにしてくれると思います。
特別な場所じゃなくてもいい。
身近な自然のなかにある豊かな体験を、これからも大切にしていきたいと思った一日でした。
武智志穂さん
10代からモデル発のタレントとして活動、出産を機に沖縄に移住し、双子の男の子の育児に奮闘中。ヘルシーなイメージが支持され広告に多数出演するほか、商品プロデュース業なども行い幅広く活躍。移住先の沖縄でもTV、ラジオ、CM、イベントに出演するなど地域の魅力を伝える活動も積極的に行う。
Instagram:@shiho_takechi
