
「六月のタイムマシン」(2025年、BS12)でドラマ初主演を飾り、翌年「DREAM STAGE」(2026年1月~3月、TBS系)にTORINNER・アイク役で出演、さらに「豊臣兄弟!」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)では初の大河ドラマ出演も果たすなど俳優として躍進を見せる志賀李玖。8人組ダンスボーカルグループ・ICEx(アイス)のメンバーとしても活躍する志賀が、念願の初写真集を発売した。WEBザテレビジョンでは、写真集発売を迎える志賀にインタビューを行い、写真集の見どころや、俳優として作品を経験しての変化などを聞いた。
■初めて訪れた沖縄で撮影
4月17日に発売となった「志賀李玖1st写真集 遊色」は、全編沖縄でロケを行った。アイスを食べたり、得意のスケボーやバスケを楽しんだりする日常カットやソリッドでスタイリッシュなカットを撮影。等身大の姿やリラックスした表情だけでなく、表現者としてさまざまなフィールドで活躍する彼の変貌自在な魅力と可能性を凝縮した1冊となっている。

■写真集ならではの挑戦のある1冊
――初の写真集は、とてもすてきな1冊になりましたね。
ありがとうございます! 完成した1冊を見た瞬間に撮影時の思い出が蘇りました。初めての写真集になるので海外での撮影も視野に入れていたのですが、一度行ってみたかった沖縄を選ばせていただきました。僕は福島出身なのですが、沖縄は全く違う雰囲気で驚きましたし、それこそ海外に来たような雰囲気を感じました。海も見たことがないくらいきれいで驚きました。海での撮影ではうれしすぎて、かなりはしゃいでしまいました(笑)。
――たしかに、白いシャツで思い切り遊んでいますね。
そうなんです! 海を見た瞬間、入ってしまいました(笑)。天気にも恵まれて、本当に楽しんでいる姿がそのまま映し出されています。
――他にもさまざまな衣装や表情が楽しめますが、どんな挑戦ができましたか?
写真集でしか出せない、普段着ないようなパステル色の衣装を着ることもできましたし、そばかすにも初めて挑戦しました。このそばかすメークがすごく気に入って、その後の活動でも自分から入れてもらうようにお願いすることもあったんです。
さらに、和装風の衣装もすごく格好良く撮影していただきましたし、初めてのソーキそばを食べる様子も写してもらいました。とってもおいしかったです! あとは、手持ち花火の写真もすごくすてきなので見ていただきたいです。

■人との出会いで可能性が広がっている
――すごく志賀李玖さんを近くに感じる写真集ですよね。
そう思っていただけたらうれしいです。撮影中に、初めてタコライスを食べたのですが、最初はタコが入っていると思っていたんです。でも、いざ運ばれてきたときに想像していたものと全く違って驚きました!(笑)
――この写真集を見て、どんなことを感じてもらえたらうれしいですか?
オフの僕の表情も見ていただきたいですし、沖縄に行って聖地巡礼などもしていただけたらうれしいです。ちょっと自然が多すぎて探すのは難しいと思いますが…(笑)。
――確かに難しそうですが、探しがいもありそうですね。さて、志賀さんはICExのメンバーとして活動しながらも、俳優としてこの1年でドラマ「DREAME STAGE」や大河ドラマ「豊臣兄弟!」など多くの作品に出演されています。どんな心境の変化がありましたか?
本当に充実した日々を送らせていただく中で、大きな心境の変化がありました。1年前はメンバーと一緒に「芸能のお仕事をもっとやりたいね」と話していたので、こんなにも環境が変わるとは思ってもいませんでした。今こうやって写真集を出せていることも夢のようですし、とってもありがたいと思っています。
――ソロでの活動も増える中で、より大変なこと、楽しいことも増えたのではないですか?
そうですね。大変ではありますが、普段はメンバーとしか一緒にいないので、人との出会いも増えますし、より視野が広くなっていくのが自分でも分かるので、すごくすてきな場所にいられているなと感じています。
その中で、表現力の引き出しも増えたように思いますし、さまざまなことに挑戦することによって自信がついてきて、自分のグループ活動で少し恥ずかしかった表情管理もどんどんできるようになってきたと思います。写真集でも、ポージングや世界観などが出せるようになってきて、どんどん撮影が楽しくなっていきました。

■作品を見ると思い出が蘇る
――お芝居ではどんなところに楽しさを感じますか?
会話のドッヂボールです!
――キャッチボールかな?
そうです! キャッチボールです!(笑) 皆さんとコミュニケーションを取りながらお芝居をすることはとても楽しいですし、完成したものを見たときには、「あの時こうだったな」と思い出が蘇ります。すごく楽しいです!
――「DREAM STAGE」では同世代のキャストの皆さんと共演して、さまざまな刺激をもらったのではないでしょうか。
たくさんの刺激を頂きました。他のグループで活動している方もいらっしゃったので、誰が中心でダンスをしているのかとか、どうやって練習をしているのかというのもお話しましたし、プライベートなこともたくさん話すことができました。韓国の方も多かったので、普段自分が食べない料理を教えていただいたり、そこにICExのメンバーと一緒に行ったりすることもありました。
――大河ドラマ「豊臣兄弟!」の撮影はいかがでしたか?
緊張感のある現場でした! 戦国時代が舞台なので、そのプレッシャーと緊張感が、今までに感じたことのないものでした。周りも大御所の方々ばかりですし、お芝居を見るだけで勉強になりました。何よりも、あの環境下でお芝居ができたことは、プレッシャーとの戦いに勝てたということかなと思っています。
――それこそ、せりふのキャッチボールではなく、ドッヂボールでしたね!
そうです! さっきの間違いが回収できました(笑)。

■ソロ活動で実感するメンバーの大切さ
――ちなみに、ソロ活動をしていると、ICExのメンバーがいとおしくなったりしましたか?
はい。それこそ、岩瀬洋志くんに教えていただいた中華そば屋さんには、メンバーの何人かを連れて行きました。それに、ICExとして年数を重ねてきたからこそ、一緒だと安心感がある一方で、一人で現場に行くととても心細いと感じることがあります。あらためてメンバーの大切さを感じています。
――そういう時はメンバーに連絡しますか?
はくちゃん(千田波空斗)によく連絡をしますね。はくちゃんは、ドラマの台本の読み合わせも一緒にしてくれます。不安になって声をかけたのを瞬時に分かってくれて、「頑張ってるね」って言ってくれるんです。前向きな言葉をかけてくれるので、すごく元気になります。
――すてきな関係ですね。それに、そういう言葉をくれるのが分かっているから、連絡するんでしょうね。
その通りです!(笑) 僕が意見を出すときは、肯定してくれることが希望なんです。否定的に捉えられてしまうとやっぱり少し落ち込んでしまうのですが、はくちゃんはいつもその期待にこたえてくれるので大好きです(笑)。とはいえ、メンバーといると、人数も多いので意見が食い違うこともあります。昔はそこで言い合うこともありましたが、その頃よりは、みんなが大人になった気がします。

■切磋琢磨しながら“志賀李玖”を知ってもらいたい
――俳優活動をしていると、グループを背負っている気持ちは湧いてきますか?
もちろんです。常にソロで活動することでICExに貢献できたらいいなと思っているので、頑張らないとなと思っています。
――ICExのメンバーでは、阿久根温世さんも直近でドラマ主演作がありました。二人でそう言ったことは話しますか?
よく話しています。実は、オーディションも二人で同じ役のものを受けることも多いので、一緒に練習したりもしています。
――そこはライバルとしてではなく!?
もちろんライバルではありますが、二人とも“どちらかが受かればいいね”という気持ちです。たぶん温世も同じで、結果的にICExにつながればいいなと考えています。なので、オーディションが2日に分かれていると、最初に終わった方が後の方にアドバイスをすることもあります。
――とってもすてきですね!
メンバーだからこそです! いつか、違う役で同じ作品で共演したいです。
――今後はどんな俳優になりたいですか?
グループ活動も俳優活動も両立できる人になりたいですし、テレビを見てくれる方たちに今は名前を知ってもらいたいです。“志賀李玖”という名前はすごくキャッチーで覚えやすいですし、苗字と名前がセットで覚えられるので、この名前をもっと多くの人たちに広げるのが目標です。
――では最後に、写真集を手に取ってくれた方にメッセージをお願いします。
普段見せない姿がたくさん詰まっているので、いろんな志賀李玖を知ってもらえたらと思います。ぜひ、楽しんでいただけたらうれしいです!
◆取材・文=吉田可奈

