脳トレ四択クイズ | Merkystyle
ズルを正当化しろと命じる先生。⇒「納得いかない!」理不尽な強要に対し、子どもたちがとった行動とは

ズルを正当化しろと命じる先生。⇒「納得いかない!」理不尽な強要に対し、子どもたちがとった行動とは

生まれたときからお母さんに溺愛され、大切に育てられてきた小学5年生のゆめひろくん。幼稚園でお友だちから無理やりおもちゃを奪ってしまったときも、お母さんにとってはただただ“可哀想なゆめくん”でした。歪んだ全肯定の愛情のもとで育ったゆめくんは、小学校高学年になっても「自分のワガママはどこでも通じる」と思い込んでいるようです。


わが子の問題行動もすべて「個性」として受け止め、どんなワガママも正当化し続けてきたお母さん。今回も「ドッジボールで仲間外れにされた!」というゆめくんの訴えを完全に鵜呑みにし、「いじめだ」と怒って学校へ猛抗議します。しかし、同級生の意見は違うようで……

ガマンしないといけないのはどっち…?

ゆめくん可哀想/神谷もち


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仲間外れの原因は、“ゆめくんのズル”だと知ったカイトくんのお母さん。カイトくんに「先生には言ったの?」と確認しますが、先生の返答は「ルールを変えてゆめひろくんを仲間に入れてあげなさい」という理不尽なものだったことが発覚します。


カイトくんのお母さんは「ドッジボールは控えたら? 怒られるのは嫌でしょ?」と提案しますが、カイトくんは「なんで俺らがガマンしなきゃなの!?」と怒り心頭。一方、学校からの「田代くんたちを怒りました」という報告を受けたゆめくんのお母さんは、「話が通じる先生でよかった」と大満足の様子です。


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


ルールを守ることが難しい子がいる場合、その子に必要な配慮を考えることは大切です。一方で、それが単なるわがままによるものなのか、支援が必要な事情によるものなのかを見極めないまま、周囲の子どもたちだけが我慢する形になってしまうと、ルールを守っている子たちの納得感が置き去りになってしまうこともあります。


大人が本当に大切にすべきなのは、その場を波風立てずに収めることではなく、子どもたちが「社会のルールや公平さ」を学ぶ機会を与えることではないでしょうか。間違っているときは「ダメなものはダメ」とまっすぐ教えてあげる。そんな誠実な姿勢を大切にしていきたいですね。



著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち

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