
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、4月14日からサイト「webアクション」にて連載がスタートした漫画『悪魔と俺と』(双葉社刊)を紹介する。『タイマド ~タイムスリッパーおもてなし窓口~』(講談社刊)でも知られる作者の黒江S介さんが、3月16日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、黒江S介さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■悪魔と送る穏やかな生活のひと幕

大ちゃんの家には悪魔が家に住み着いている。ある日、悪魔からタブレット端末で配信サイトが見られなくなったと声をかけられた大ちゃん。「なんかいじったな…」と思いつつ端末を操作して見られるようにすると、まるで機械を直してもらった“オカン”のように悪魔は大喜び。
ところが「俺がいない時に観れなくなったらどうすんの?」と大ちゃんが聞くと、「その時は魔力でテレパシー送るから返事して」と悪魔らしい返答が。またある日、大ちゃんは書類の管理を悪魔に叱られ、「俺がおらんくなったらどうすんの!」と立場が逆転したことを言われ…。
この不思議なエピソードを読んだ人たちからは、「悪魔が良いやつ過ぎて好き」「別れがあるのかこの2人にも」「圧倒的なオカン感」など、多くのコメントが寄せられている。
■「おそらく大半の子どもがお母さんに1度は言われたことがある様な言動を」作者・黒江S介さんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作のお話の発想の源はどこだったのでしょうか?
本当に何もないんです。身近にいそうな大ちゃんと言う普通の男の人が劇的なことが起こらない日々の不満を述べて、それでいて悪魔と同居していると言うギャップでいわゆる出オチとして描き始めました。
――本作では、悪魔と大ちゃんが互いに指摘し合うようすが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
悪魔は『おかんあるある』として、おそらく大半の子どもがお母さんに1度は言われたことがある様な言動を取らせる様にしています。大ちゃんはそんなおかんに対して「めんどくせえ〜」と思いつつ放って置けない、表情にはあまり出ないけど根は優しい息子ポジションとして描いています。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
コレと言ってピンポイントな部分というよりは、日常生活あるあるを生活感丸出しで描けた時は気持ちがいいです。
――ストーリーやキャラクターデザインを考えるうえで気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
大ちゃんは身近で親しみやすい容姿をそれ以上でも以下でもなく変えないことと、悪魔は美しさと言うより、愛嬌のある表情を目指しています。
――今後の展望や目標をお教えください。
できる限り長く描けて沢山の方にご覧頂ければ嬉しいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
今まで見て下さっている方もコレから見て下さる方も本当にありがとうございます。何か大きいことが起きるわけではないけれど、ほっこりと優しい気分になれるお話を描き続けたいと思います。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

