
春のレジャーとして絶大な人気を誇る「いちご狩り」だが、多くの農園でシーズンが終了するのは5月上旬から中旬。つまり、目前に迫るゴールデンウィーク(GW)は、今シーズン最後にして最大のチャンス。
そんなおでかけ気分が高まる時期に読み返したいのが、イラストレーター・アーティストのオオタニヨシミさん(@funarium)が描く育児漫画「スーパーねねにゃん」。3兄妹のママである彼女が綴る日常には、子育て世代なら誰もが「あるある!」と頷いてしまうエピソードが詰まっている。今回は、家族でのレジャーにぴったりな「いちご狩り」をテーマにした作品とともに、その魅力に迫る。


大学生から小学生まで、幅広い年齢層の3人の子どもを育てるオオタニさんが漫画を描き始めたきっかけは、末っ子の出産後に記録していた「育児ログ」だった。当初は備忘録のようなメモだったが、ねねにゃんが2歳になる直前から4コマ漫画としてブログでの公開を開始。1年目こそマイペースな更新だったが、その後3年間は毎日更新を続けるなど、驚異的なペースで作品を積み上げてきた。
■「わかる!」が止まらない。いちご狩りで見せた子どもの意外な行動
作品の魅力は、親なら誰しも膝を打つ「育児あるある」の解像度の高さにある。たとえば、エピソード「3歳8カ月と満腹いちご狩り」では、レジャー先での子ども特有の振る舞いが描かれている。
当初は夢中でいちごを食べていた子どもが、満腹になった途端に「いちごを狩る」という行為そのものに没頭。自分では食べず、次々と周囲の大人にプレゼントし始める姿は、微笑ましくもどこかシュールだ。こうした、大人の予想を裏切る子どもの予測不能な行動が、オオタニさんの優しい視点で切り取られている。
■多忙な日々に寄り添う「なんでもない幸せ」への視点
日々の育児は楽しく愛おしい反面、心身ともに疲弊し、幸せを実感する余裕を失ってしまう瞬間もある。そんなとき、「スーパーねねにゃん」に流れる穏やかな空気感は、読者の心にそっと寄り添ってくれる。
オオタニさんは、作品を通じて届けたい想いを次のように語る。「『なんでもない幸せ』を感じてもらったり、自分たちが子どもの頃に向けられていた大人からの優しい視線を思い出してもらえたらうれしいです」。何気ない日常が、振り返ればかけがえのない宝物であること。本作は、多忙な毎日に「小さな幸せ」を再発見させてくれる。
取材協力:オオタニヨシミ(@funarium)
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