更年期は、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が大きくゆらぐことで起こるからだの変化の時期。ホットフラッシュや不眠、気分の落ち込みなど、さまざまな不調に戸惑う人もいます。そこで今回、婦人科医・予防医学の専門家・植物療法士の3名に取材。からだのメカニズムから日常でできるケアまで、更年期を穏やかに乗り越えるヒントを教えてもらいました。
オトナミューズ“女ホル部”第3弾!
サプリメントやハーブの力を借りて 心身の不調を整えるセルフケアアイテム
更年期のゆらぎと上手につき合うために、日常のセルフケアを味方に。サプリメントやハーブなど、心とからだのバランスを整えるサポートアイテムを専門家の皆さまのアドバイスと共に紹介します。
イライラする 常にストレスを感じる
イライラしたり、ネガティブな感情に押しつぶされそうなときは、ハーブの力をお守りに。「外的ストレスから守るホーリーバジルや、緊張を和らげるパッションフラワーなどの植物の力で神経をゆるめ、ストレスの悪循環を断ち切る工夫を。また、思考をクリアに整え、集中力のオン・オフをサポートするアナツバメ巣エキスなどを配合したサプリメントもオススメです。現代人は情報過多で常に脳が疲労している状態。ストレスホルモンは免疫力を下げ、メンタルだけでなくからだの不調にもつながることがあります。ケ・セラ・セラ(なるようになる!)の精神で、自分自身を守る術を身につけて」(森田さん)
a ストレス耐性やエネルギー回復を支えるアダプトゲンハーブを配合。外的ストレスへの反応をおさえながら、心身のバランスをサポート。ITEA “適応” 25g ¥1,680〈袋〉、¥2,480〈箱〉(ROEROE)
b こわばる目元や落ち着かない気持ちを整える、20種類以上の養生素材を凝縮。HERBORISTERIE ボタニマル 90粒 ¥5,718(コスメキッチン)
ハーブティーは空腹時に飲むのがベター
ハーブティーは、目的に合わせて飲むタイミングを調整するのがポイント。「基本は吸収のよい空腹時に飲むのがオススメです。眠りをサポートするハーブは就寝前など、目的に合わせて取り入れてください。体調に合わせてそのときに必要なアイテムを上手に取り入れることで、日々の不調を穏やかに整えるセルフケアになりますよ」(森田さん)
お話を聞いた先生
ローズレディースクリニック 医師・石塚清子先生
Profile:婦人科治療と不妊治療を行うローズレディースクリニックの専門医。丁寧なカウンセリングと優しく寄り添う診療で信頼を集め、多数の美容ライターからも頼りにされる存在。
斎藤クリニック 院長・斎藤糧三先生
Profile:医師。米国発祥の機能性医学の専門医。栄養やホルモンバランスの観点から体の不調を総合的に診る医療を実践。表参道の斎藤クリニックで、栄養療法やアンチエイジング治療を行う。
植物療法士 森田敦子さん
Profile:日本の植物療法の第一人者。フィトテラピー普及医学協会のアジア唯一となる認定校「ルボア フィトテラピースクール」主宰。新著『みどりのくすり箱がひらくケアのかたち』(方丈社)が発売中。
illust:AKIKO HIRAMATSU edit:HIROKA AMANO
otona MUSE 2026年5月号より

