
コミックの映像化や、小説のコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、タニシさんが描く『かもめを拾った話』をピックアップ。
タニシさんが4月8日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、7,000件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、タニシさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。
■カモメを保護した時の体験談

作者のタニシさんが、海上保安庁勤務時代の経験を描いた本作。
とある港に船を入港させていた時の事、1匹のカモメが船と港の間で逃げられないのを発見する。
網を使って保護すると、カモメの足にはテグスが絡まっていた。その後、水族館や県の森林課に問合せ、結果県が引き取ってくれることになった。引き取ってもらうまでの間、カモメを“カモミン”と名付けてみたりするものの、カモメ側は常に敵意をむき出しにし、近づくとくちばしで攻撃してくる始末。
その後、無事カモメを県の職員に引き取ってもらう。経過について連絡要りますか?と職員に聞かれるが、敵意むき出しだったカモミンの様子を思い出し、タニシさんは丁重にお断りしたのだった。
作品を読んだ読者からは、「武闘派カモミンに幸あれ」「その後どうなったのか分かんないのオモロい」「可愛くもない、なつきもしない、それでも助けるために淡々と尽力してくださるのが尊い」など、反響の声が多く寄せられている。
■作者・タニシさん「巡視船勤務時代の思い出を元に今回の作品を描きました」

――『かもめを拾った話』は、どのようにして生まれた作品ですか?きっかけや理由などをお教えください。
これまで陸上自衛隊時代の思い出などを主に漫画にしておりましたが、その後勤めていた海上保安庁を転職したので、この機にこちらも漫画にしようと巡視船勤務時代の思い出を元に今回の作品を描きました。
――ご自身が体験された日常をエピソードに描くうえで、気をつけていることや意識していることなどについてお教えください。
陸自の漫画を描く際もですが詳しい方がいらっしゃるのでツッコミが入らないよう気を付けつつ描くよう心掛けています。
あとは海保も陸自もですが、なんとなくでも雰囲気が伝わればいいなと思っています。
――今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
カモメの「おのれ、ニンゲン!」ですね。終始人間に媚びることのない野性味溢れる鳥でした(笑)
そのまま強く生きてほしいです。
――X(旧Twitter)の投稿には多くの読者から反響があったと思いますが、特に印象に残っているコメントなどはありますか?
特に特定のコメントではないですがカモメの敵意剥き出しな様子に対するコメントを多く頂けたのでその辺りちゃんと再現出来ていたならよかったです。
――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。
とりあえず今思いついている分のネタを描いて、その後はまた陸自のネタで少し描こうと思っていますが、その後はまだ未定です。
――最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
いつもご覧いただきありがとうございます。感想等も全てに返信できておりませんが楽しく拝見させて頂いており励みになっております。
いつも陸自の話を描いているのに唐突に海保の話を描き始めてなんで?と思われた方もいるかもしれませんが、こちらの話も楽しんで頂ければ幸いです。

