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ワインの瓶詰め、省スペース事情【フランス】

ワインの瓶詰め、省スペース事情【フランス】


春は熟成を終えたワインが瓶詰めされ、スーパーのワインフェア(Foire aux vins)にずらりと並ぶ季節です。

「4本買ったら2本おまけ」
としてケース買い(1ケースは6本入り)の販促セールなどを実施するのです。

フランスのスーパーでワインフェアを始めたのは1973年、代表的なハイパーマーケットの一つである、ルクレール(Leclerc)だと言われています。




これに関連してワインの瓶詰のタイミングはいろいろな要素があるようです。
例えばブルゴーニュの赤ワインの熟成期間は多くが1年を超します。
そして1級、特級とワインの格付けが上がるほど熟成期間が長くなり、2年前後というのも珍しくありません。
その熟成期間に
「よし、これでいいだろう」
と区切りを付けると同時に、
「畑の作業がどんどん忙しくなっていく前に瓶詰め作業を終えよう」
といった他の仕事の段取りとの折り合いもあるようです。

因みに熟成期間が短ければ1年分の量の樽数を用意すれば足りますが、2年分だともちろん2倍の樽数とそれを置くスペースが必要になってきますね。
もっと長く熟成させたいなら更に必要な器材やスペースが変わってくるというわけです。




ところで昨今は何かと物価高が叫ばれ、パトロンは経費を1€でも抑えたいところでしょう。
その節約対策の対象の1つが醸造所の建物や機材類。
大きな醸造所を2つあるいは複数のドメーヌで共有したり、一部機材はレンタルするといった工夫をしている作り手がいます。

そんな省スペースや経費節減の1つが移動式の瓶詰めマシーン。
なるほどうまくできています。
瓶詰めはブドウ栽培から始まったワイン作りの一応の最終段階です。
手塩にかけたかわいい我が子を送り出すような気持ち?でしょうか。



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