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四国観光で立ち寄りたい!瀬戸内の絶景×アート×生きものに癒やされる「四国水族館」の魅力

四国観光で立ち寄りたい!瀬戸内の絶景×アート×生きものに癒やされる「四国水族館」の魅力

「四国水景」をテーマに、四方を海に囲まれた四国の豊かな水辺の景色を表現している四国水族館は、四国の玄関口・瀬戸大橋のたもとに位置する。四国観光の際にはぜひ立ち寄りたい、魅力的なスポットだ。
館内では、約400種の生きものを展示している
館内では、約400種の生きものを展示している

 
最寄りのJR宇多津駅からは、徒歩で約12分。シャトルタクシー(土日祝のみ運行・片道400円)やコミュニティバスも運行していて、アクセスも便利。館内の主要ルートは車いすのまま見学が可能で、授乳室やおむつ替え室もあり、ファミリーで訪れるのもおすすめだ。
 
■心を癒やす、アートな水族館
同館の特徴は、水槽に額縁のような装飾を施した、まるでアート作品のような展示方法。魚名板の代わりに、飼育スタッフ手書きの黒板解説があり、水槽の魚を眺めながら詳しい生態を知ることができる。
水槽に額縁のような装飾を施した展示風景
水槽に額縁のような装飾を施した展示風景

手書きの黒板解説には、それぞれ特徴をとらえたイラストとともに、飼育スタッフならではの解説がぎっしり
手書きの黒板解説には、それぞれ特徴をとらえたイラストとともに、飼育スタッフならではの解説がぎっしり


館内へ入ってすぐにある太平洋ゾーンで紹介されているのは、四国の南側に位置する太平洋の魚たち。サンゴ礁から深海までを表現した水槽が並び、多種多様な生きものたちを観察することができる。
 
太平洋ゾーン
太平洋ゾーン

 
見どころの一つが一番奥にある、綿津見の景。こちらではカツオ類をはじめ、世界最大の暖流・黒潮に乗って旅する回遊魚たちの遊泳行動を展示している。北太平洋西部を象徴する雄大な水景を堪能しよう。
 
綿津見の景は、650平方メートルの水槽で表現されている
綿津見の景は、650平方メートルの水槽で表現されている

 
ほかにも深海ゾーンや海月ゾーン、瀬戸内ゾーンなど、全部で6つのゾーンがあり、それぞれ四国の魅力を伝えている。
深海に生息するタカアシガニ。四国の漁港には深海の生物も水揚げされている
深海に生息するタカアシガニ。四国の漁港には深海の生物も水揚げされている

 
海月ゾーンには、クラゲたちがゆらゆらと舞う幻想的な風景が広がる
海月ゾーンには、クラゲたちがゆらゆらと舞う幻想的な風景が広がる

アカクラゲ
アカクラゲ

 
■世界屈指の乱流を感じる
四国といえば、日本最大の内海・瀬戸内海。四国の北側に位置し、400種を超える魚類が生息。人々の暮らしと共にある海である。
 
その瀬戸内海と紀伊水道の干満差により、激しい潮流が発生する。それが世界屈指と言われる、鳴門の渦潮だ。その渦潮を表現した渦潮の景は、映える撮影スポットとしても人気。幻想的な1枚を撮影しよう。
 
青が美しい渦潮の景では、幻想的な写真が撮影できる
青が美しい渦潮の景では、幻想的な写真が撮影できる

激しい流れの下で、力強く泳ぐ魚たちにも注目
激しい流れの下で、力強く泳ぐ魚たちにも注目

 
南側の海には、回遊魚を追ってさまざまなサメ類も来遊する。神無月の景では、特徴的なフォルムで、同館のマスコットキャラクターしゅこくんのモデルとなったアカシュモクザメの群れを下から眺めることができる。2億年もの間、ほぼ変わっていないという外観、ボディラインや独特な泳ぎ方を観察しよう。
直径4.5メートルの丸窓を見上げると、アカシュモクザメのフォルムがよくわかる。両側に突き出た特徴的な眼は、砂に潜っている獲物の位置を正確に知るための役割を果たすと考えられている
直径4.5メートルの丸窓を見上げると、アカシュモクザメのフォルムがよくわかる。両側に突き出た特徴的な眼は、砂に潜っている獲物の位置を正確に知るための役割を果たすと考えられている

 
■さまざまな生きものたちと出合う
美しい魚たちの姿を堪能したあとは、1階の外にある水遊ゾーンへ。こちらでは、アシカやペンギン、アザラシなどに出合える。飼育員の解説を聞きながら、生きものたちの食事の様子を見ることができる、生きもののフィーデングタイムも人気だ。
設置されたドームから顔を出せば、間近にペンギンを観察することもできる
設置されたドームから顔を出せば、間近にペンギンを観察することもできる / 提供:四国水族館


なかでも見逃せないのが、「海豚(いるか)プール」で1日3回開催されるイルカプレイングタイム。イルカとトレーナーがいろいろなことに挑戦するこのプログラムでは、瀬戸内海を借景にしたジャンプやイルカたちの驚きの能力、かわいいしぐさが堪能できる。
 
瀬戸内海を背景に行われるイルカプレイングタイム
瀬戸内海を背景に行われるイルカプレイングタイム

「海豚プール」には浅瀬が設けられており、タイミングが合えば浅瀬で遊ぶイルカたちを見ることもできる
「海豚プール」には浅瀬が設けられており、タイミングが合えば浅瀬で遊ぶイルカたちを見ることもできる

注意掲示もユニーク。イルカとの距離が近いが、さわらずに見守って
注意掲示もユニーク。イルカとの距離が近いが、さわらずに見守って

 
ほかにも、飼育スタッフのガイド付きで大水槽(綿津見の景)の裏側を見学できるバックヤードツアーや、アクリルガラスに空いた穴から直接エサをあげることができるコツメカワウソのふれあい体験など、生きものたちを身近に感じられる、さまざまな体験が楽しめる(先着順・別途有料)。
夜間営業時の「海豚プール」
夜間営業時の「海豚プール」 / 提供:四国水族館

夕陽と「海豚プール」
夕陽と「海豚プール」 / 提供:四国水族館

 
ゴールデンウィークや夏期など、時期によっては、日没以降の延長営業が行われ、イルカが泳ぐプール越しに瀬戸内海に沈む夕陽を眺めることも可能。ここでしかできない特別な体験だ。体験や延長営業の詳細については、公式サイトでチェックしてほしい。
 
■水族館グルメを味わう
たくさん遊んでお腹が空いたら、同館ならではのグルメも堪能しよう。館内には2カ所のカフェとレストランが1カ所ある。2階にあるレストラン「キッチンせとうち」では、「ナマコカレー」(1030円)など、海の生きものをモチーフにした目にも楽しいメニューが並ぶ。
 
ほかにも、讃岐うどんや香川のブランド牛・オリーブ牛を使用したメニューのほか、伝統の入浜式塩田によって、今も職人の手作業で作られる宇多津塩を使用したから揚げなど、ご当地ならではのグルメも味わえる。
「ナマコカレー」(1030円)。ベーコンポテトが入った揚げパンに黒いカレーをかけて、高知の芋けんぴで仕上げている。カレーの辛さがマイルドなので、子どもでも食べやすい
「ナマコカレー」(1030円)。ベーコンポテトが入った揚げパンに黒いカレーをかけて、高知の芋けんぴで仕上げている。カレーの辛さがマイルドなので、子どもでも食べやすい

「カワウソワッフル」(数量限定・980円)。ワッフルのすき間からのぞく、鈴カステラのカワウソたち。手描きなので、表情が少しずつ違うのもかわいい
「カワウソワッフル」(数量限定・980円)。ワッフルのすき間からのぞく、鈴カステラのカワウソたち。手描きなので、表情が少しずつ違うのもかわいい

 
■自分もアートの一部に
お腹が満たされたら、瀬戸内海が見渡せる水族館西側にある芝生エリア「潮風の庭」にも立ち寄ろう。こちらにはアートスポット「UMI to SORA」がある。青空と海、そして夕陽とともに映える写真が撮影できる人気スポットだ。思いっきり深呼吸をして、目の前いっぱいに広がる瀬戸内海に癒やされよう。
 
アートスポット「UMI to SORA」。コンセプトは「瀬戸内海と空をつなぐ」
アートスポット「UMI to SORA」。コンセプトは「瀬戸内海と空をつなぐ」

瀬戸内の景色の中に、溶け込むような感覚が味わえる
瀬戸内の景色の中に、溶け込むような感覚が味わえる

 
■限定のお土産をゲット!
海の生きものたちを堪能した後は、1階のミュージアムショップへ。こちらには、飼育員監修のリアルぬいぐるみをはじめ、四国水族館オリジナルグッズや香川の名産品とコラボしたアイテムなど、ここでしか手に入らないグッズも並ぶ。
 
水族館の出口にあり、入館せずとも買い物ができるので、お気に入りを探しに立ち寄ってみて。
四国水族館オリジナル商品のコーナー
四国水族館オリジナル商品のコーナー

飼育スタッフ手書きの黒板解説のマグネット「黒板マグネット」(660円)
飼育スタッフ手書きの黒板解説のマグネット「黒板マグネット」(660円)

四国水族館限定「御朱印帳」(2750円)。クラゲのほかにイルカの柄もある。館内インフォメーションで販売している、来館記念の「魚朱印」(300円)もあわせて手に入れよう
四国水族館限定「御朱印帳」(2750円)。クラゲのほかにイルカの柄もある。館内インフォメーションで販売している、来館記念の「魚朱印」(300円)もあわせて手に入れよう

 
四国水景の魅力を全身で楽しめる四国水族館。美しい水景や個性豊かな生きものたちとの出合いはもちろん、グルメや体験、絶景スポットまでそろい、訪れる人それぞれの楽しみ方が見つかるはず。日常を少し離れて、癒やしの世界に浸ってみては。

四国水族館
住所:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
電話:0877-49-4590
営業時間:9時~18時(最終入館は17時30分)※ゴールデンウィーク期間(2026年5月2日(土)〜5月5日(祝))は9時〜21時(最終入館20時30分)※夏期は夜間延長営業あり
休館日:年中無休※ 2月にメンテナンス休館あり
 
取材・文・撮影=二木繁美

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