ミニトマトの花が咲いたら“やってほしい”5つのポイントを解説する動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は、記事執筆時点で8万2000回を超えています。
投稿者は、とまたろう(@tomataro)さん。ミニトマト、きゅうり、菜花、わさび菜を生産している「しばファーム」(大阪府)の代表を務めています。
今回はミニトマトの最初の花(第1花房)が咲いた時に、ぜひチェックして実行してほしいポイントを紹介します。おいしいトマトを実らせるために重要なのは「確実に受粉しているか」「誘引の状態」「わき芽の有無」「水管理」「肥料の効き具合」の5点です。
ミニトマトの花は風に揺れるだけで簡単に受粉します。しかし、風のない日に開花していたら、午前の内に自分の手で軽く揺らし、確実に受粉させることが大事です。第1花房の受粉がうまくいかないと、葉や根を増やす「栄養成長」の方向へ傾いてしまい花芽ができにくくなるそうです。
実例として動画で出している株は、メインの太い茎が支柱から離れるように伸びてプラプラしている状態です。このままでは風にあおられて、花や実が支柱にぶつかり落下してしまいます。そんな事故を防ぐため、茎を支柱に沿わすように誘引をし直します。この位置なら第1花房はもちろん今後出てくる第2花房もぶつかる心配はありません。
解説に使っている株をよく見ると、メインの太い茎と葉をつけている細い茎の間には小さな芽が生えています。これがわき芽です。第1花房が咲いた頃は株がぐんぐん成長している時期で、栄養を花や実に集中させたいので、このようなわき芽は大きくなる前につみ取っておきます。なお、プランターで育てる場合は、メインの茎だけを伸ばしていく1本仕立てがおすすめとのこと。
水の管理で大切なのは、しっかりと指で土を触り、乾いていたら水を与えること。動画ではうっかり与えすぎてしまった“失敗例”を紹介。鉢皿の水がなかなか引かなかったため、与え過ぎに気づいたそうです。たくさんの株を栽培していると全部同じ要領で水を与えがちですが、ちゃんと状態を確かめてから水やりを実施するよう注意を促しています。
肥料の効き具合をチェックする際に見る部位は葉っぱ。メインの茎の先端より少し低い位置に生えている葉の角度を確認します。葉や葉柄が下向きなら肥料は足りており、上向きなら肥料切れが起きているサインです。栄養不足になると実がおいしくならないため、与えすぎにも注意しながら施肥をしましょう。なお、より詳しく肥料の効き具合を確かめる方法は別の動画で解説しています。
動画には、「すごく成長が早いですね」「手で受粉させる揺らす、知らなかったです」「マンション7階ベランダ栽培に、今年も5歳になった息子と挑戦します!」などのコメントが寄せられています。
とまたろうさんはYouTubeチャンネルの他にも、X(Twitter/@taishi_toma)とInstagram(@taishi_jp_osaka)、TikTok(@tomataro52)も運営中。病害虫対策や植え付け時のポイントなども紹介しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「とまたろう」

