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愛猫の行動が変化したときの老化と病気の見分け方のポイントを獣医師が解説

最近、よく寝るようになったり、高い所に上らなくなったりと、愛猫の行動に変化を感じることはありませんか。年齢のせいなのか、それとも病気のサインなのか判断がつかず、不安になる飼い主さんもいるでしょう。

今回は、行動変化が出たときの老化と病気の見分け方のポイントなどについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。

年齢による自然な変化とは
小池  MIX 黒 ストーブの前の特等席!
引用元:ねこ のきもち 投稿 写真 ギャラリー

年齢を重ねると、若い頃に比べて活動量が落ち着いていきます。成長とともに遊ぶ時間が短くなり、昼寝の時間が長くなりますが、シニア期に入ると体力も衰えてくるのでより休んでいる時間が長くなるでしょう。
また、筋力の低下や関節の老化により、高いところへのジャンプを控えるようになります。

急な変化ではなく、こうした変化が緩やかに進んでいるならば、老化の一環と捉えていいかもしれません。

病気が疑われるサインは?
もも  MIX 黒×白 動かないねこ
引用元:ねこ のきもち 投稿 写真 ギャラリー

一方で、急激な行動変化には注意が必要です。昨日まで元気に動いていたのに、突然動かなくなるなどの変化は、体調不良が背景にある可能性も否定できません。

① あまり動かず隠れている
② 今まで登っていた場所に急に登らなくなった
③ 食欲や元気がない

このほか、日常生活での変化がないかも観察してください。急な変化は病気が関わっていることがあります。早めに動物病院を受診しましょう。

見分けるために大切な視点
ロキ  MIX キジトラ
引用元:ねこ のきもち 投稿 写真 ギャラリー

老化と病気を見分けるうえで重要なのは、変化のスピードと範囲です。ゆるやかで部分的な変化であれば、年齢による影響の可能性が高いと考えられています。反対に、短期間で複数の異変が重なっている場合は注意が必要です。

行動だけでなく、食事、排せつ、睡眠など全体の様子を総合的に見ることが大切になります。思い込みで判断せず、気になる点を書き留めておくと、受診時の参考にもなります。

飼い主さんができる備え
ハル  MIX キジトラ
引用元:ねこ のきもち 投稿 写真 ギャラリー

日頃から愛猫の生活リズムを把握しておくことが、変化に気づく第一歩です。体重や食事量を定期的に確認するだけでも、異変を早く察知できる場合があります。

段差を減らす、滑りにくいマットを敷く、トイレの入り口を低くしてまたぎやすくするなど、体への負担を軽くする工夫も役立つといわれています。老化であっても、快適に過ごせる環境づくりは大切です。

行動変化が出たとき、加齢が原因で病気になるものも多く、断定するのは難しいものです。だからこそ、日頃の観察と早めの相談、シニア期に対しての知識や受容が必要になります。

愛猫の変化に寄り添いながら、穏やかな毎日を支えていきたいですね。

文/ねこのきもちWeb編集室 監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
※記事と写真に関連性がない場合もあります。

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