
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第22回が4月28日に放送。ナイチンゲールの著書の翻訳を通じて、直美(上坂)と多江(生田絵梨花)が静かな対立を繰り広げる様子が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■ピュアな令嬢・ゆき、ナイチンゲールに憧れ看護の道へ進む真っすぐな思い
一期生7人が寮に集まり自己紹介をする中、ひときわ熱く語りだしたのは、華族の令嬢であるゆき(中井友望)だった。ナイチンゲールに心酔する彼女は、名門の女学校を中途退学してまでこの養成所に飛び込んできたという。
どこか危うささえ感じさせるほど純粋なゆきの情熱を前に、それまで険悪なムードだった直美と多江も、思わず呆気にとられた表情を見せる。

■直美vs.多江、正反対の2人による静かなバトル開幕
ついに授業が始まるが、肝心の看護教師がスコットランドからまだ到着していない。代わりに届いたのは、「ナイチンゲールの著書を理解するまで読み込むように」という手紙と2冊の洋書だった。
英語を得意とする直美と多江をリーダーに据え、2班に分かれて翻訳作業がスタート。しかし、ここでも2人は激突する。“ざっくりと分かりやすく”意訳する直美に対し、“厳密に正確に”翻訳する多江。「会話と学問の英語は違う」と上から目線で言い放つ多江に、直美の苛立ちは募る。
さらに、直美の語学力を褒める生徒の声を聞いた多江は「教会には宣教師がたくさんいらっしゃいますものね」と、直美の生い立ちを揶揄するような一言を放ち、教室内には気まずい空気が流れた。

■令嬢たちの嫌がらせに直美が反論するも、棘のある態度にりんから苦言
そんな中、ゆきの前に、かつて通っていた女学校の生徒たちが現れる。「看病でお金を得るお勤めをしたいなんてご立派なお方、少なくて当たり前ですもの」と露骨な嫌味をぶつける彼女たちに、ゆきは俯いてしまう。見かねた直美が「校長がまだ看護の意味さえわからない遅れたかわいそうな人がいたらいつでも相談しに来なさいと。養成所と女学校の校長は同じですよね?」と毅然と立ち向かうが、令嬢たちはひるまない。自分たちが学校へ寄付をしていることを免罪符に、ゆきたちの志を鼻で笑い飛ばすのだった。
一方、多江は「The very alphabet of a nurse.」という一文の解釈に苦戦していた。その様子を知った直美は「頭の固い人には分からないでしょうね。『看護婦のいろは(基本)』と訳せばいいの」と切り捨てる。
誰に対しても棘のある態度を取る直美を見かねて、りんは「髪と一緒にいろいろ断ち切ったって、そう自分に嘘ついているみたい。かえって疲れそう」と思わず本音を漏らす。図星を突かれた直美は怒って教室を飛び出し、2人の間にも亀裂が走る展開となった。
■直美&多江、真逆な2人の“バチバチ”に「助け合ったら最強なのに」と視聴者の声
新たなキャラクター・ゆきの人物像に、SNSでは「ピュアすぎるゆきちゃん、かわいい!」「のほほんとしているけど、自分で道を切り開く素敵なお嬢様」といった声が上がった。
一方、ぶつかり合う直美と多江には、「多江さんは医者になれなかったコンプレックスがあるのかも」「直美とりんの関係が心配……『疲れそう』って言葉は痛いところを突かれたんだろうな」といった考察が続出。性格も家柄も真逆な2人に、「いつか最高のコンビになりそう!」「助け合ったら最強なのに…!」と将来の共闘を期待するコメントも集まっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


