
朝日の当たらない陰気な崖下の家で、宗助は妻・お米と暮らしていた。あるとき、両親亡き後に一人残った弟を預けていた叔父が亡くなり、弟から学費の援助を求められる。父の遺産や預けていたはずの学費はすでになく、宗助は弟を家に引き取ることに。そんななか、お米が心労で倒れてしまう。夫婦には子どもがおらず、妊娠しても流産や生まれてすぐ亡くなってしまうのだった。これは過去の過ちの祟りなのか。
人は犯した罪にどう向き合うべきか――。日本近代文学の文豪・夏目漱石による長編小説のコミカライズ作品「門」(著者・夏目漱石、漫画・鈴木夏菜)から全11回でお届けします。







