「田んぼの学校」とは
「田んぼの学校」は稲作を通して矢吹の環境を子どもたちに伝え、カブトエビを使った有機農法を試作する場として、役場と矢吹原土地改良区、地元農家、東京農業大学、ヤマザキ動物看護大学、JA東西しらかわ農青連、矢吹町農業委員会が協力して運営している。毎年6月に田植え、10月に稲刈りを行っており、矢吹町内の小学5年生、約100人が参加している。

カブトエビを田んぼに放流する様子

田植えの手順を小学生に教える芳賀勝雄さん
カブトエビ農法用に田んぼを提供している、「田んぼの学校」教頭先生の芳賀勝雄さんをはじめ、特別講師にヤマザキ動物看護大学教授の長島孝行さん、校長先生にタレントの大桃 美代子さんを迎え、10年以上この活動に取り組んでいる。

「田んぼの学校」校長先生の大桃美代子さんは、2017年より矢吹町お米PR大使に就任。「田んぼの学校」校長として、農産物の魅力発信や風評被害の払拭に尽力。地域イベントや学校行事にも積極的に参加し、子どもたちとの交流を大切にしている。

「田んぼの学校」特別講師の長島孝行さん。2007年に始動した「田んぼの学校」では、カブトエビを活用した有機農法を実践。次世代に伝える取り組みも積極的に行い、矢吹町の自然環境と食の大切さを学ぶ貴重な教育の場として、地域に根付いた活動を続けている。
三鷹の森フェスティバル2025でお米も販売
矢吹町は東京都三鷹市と1964年より姉妹都市として絆を結び、さまざまな交流活動を続けている。

2024年参加時のブースの様子

2024年参加時のブースの様子
10月12日(日)に井の頭恩賜公園 西園 文化交流広場で行われる「三鷹の森フェスティバル」へは今年も参加。矢吹町の新鮮な農産物や、味噌やドレッシングなどの加工品の販売のほか、爽やかな飲み心地が特徴の純米吟醸「開拓のうた」の販売(コップ販売のみ)など、矢吹町の魅力が満載のブースを出展する。「カブトエビと育むやぶきのお米」も販売するため、スタッフに声がけをとのことだ。「三鷹の森フェスティバル」は、10:30~17:00(予定)に開催。入場料金は無料。小雨でも決行とのことだ。
福島県矢吹町で育てられた「カブトエビと育むやぶきのお米」をチェックしてみては。
(熊田明日良)
