■人生、どこで間違えた…?転落した10年後「31歳の私」




31歳の誕生日に祝ってくれる人は誰もいない。人生、どこで間違えた…?華やかなだった若いころに思いをはせる美香。「主人公の美香というキャラクターは、私自身の経験から着想を得てます」と、話すのは作者のうみのさん。「もともと私が田舎出身で上京して理想と現実のギャップに突き当たったり、お金を稼ぐことで傲慢になり、本来の目標を見失い若さという勢いで生きてきた時期がありました。それを主人公に投影させているので、ある意味彼女は『存在したかもしれないもう1人の私』なのです」と話す。
■大学2年で準ミスコンに選ばれた「20歳の私」






美香は学業とバイトに忙しい毎日を送っていた。同級生・桜子と大学で出会い、ブランドコスメを買ったり海外旅行に行く彼女との経済格差に打ちのめされ、「もっとお金があれば」と東京の地で初めての挫折を覚える。人生を変えたいと、大学2年のときにミスコンに出場。見事準ミスに選ばれ、生活が一変。飲むだけで数万円が手に入る世界に足を踏み入れることになる。
■東京に憧れていた高校生「18歳の私」





本作について、「よりリアリティを追求するため、大学へ1人で見学に行き、主人公の擬似体験をしたり、港区界隈で資料集めをしました。とにかくリアルに実態を調査するために、元港区女子の方を探し、何度も取材してシステムや実体験を調査しました。また、港区女子が好むブランド品や服装もリサーチして漫画に取り入れています」と、話す。「港区女子」として振る舞い、稼ぐことにやりがいを覚えていく美香。おごられる額やランクが自己価値と結びつき、次第に心は歪んでいき…。10年後に待ち受ける現実までを描く。
取材協力:うみの韻花(@umino_otoka)
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