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見上愛“りん”、上坂樹里“直美”に「嘘つきで不細工」と痛烈な叱責…プライドが激突し合う一期生に不安の声<風、薫る>

見上愛“りん”、上坂樹里“直美”に「嘘つきで不細工」と痛烈な叱責…プライドが激突し合う一期生に不安の声<風、薫る>

りん(見上愛)と直美(上坂樹里)は翻訳作業に勤しむが単語の訳し方に悩む
りん(見上愛)と直美(上坂樹里)は翻訳作業に勤しむが単語の訳し方に悩む / (C)NHK

見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第23回が4月29日に放送。ナイチンゲールの著書の翻訳作業が思うように進まず、英語が得意な直美(上坂)と多江(生田絵梨花)まで苦戦する中、養成所一期生の空気が気まずくなっていく様子が描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)

■ナイチンゲールの著書の翻訳作業が難航…正解のない問いと向き合う一期生

いまだスコットランドからの教師が到着しない養成所では、一期生たちが2班に分かれ、ナイチンゲールの著書の翻訳に打ち込んでいた。英語が堪能な直美と多江が中心となり作業を進めるが、一筋縄ではいかない。

本文に幾度となく登場する「observation」「observant」「observer」といった「observe」の派生語を、どう訳すべきか。その正解のない問いに、直美と多江まで頭を抱えてしまう。

■母・美津は瑞穂屋で働き始めることに

一方、りんの母・美津(水野美紀)は瑞穂屋を訪れ、店主の卯三郎(坂東彌十郎)に「りんができたなら自分もできるはず」と言い、自分を雇ってほしいと直談判する。美津は深々と頭を下げるものの、その立ち居振る舞いは隠しきれない“姫君”そのもの。どこか“上から目線”な気配を漂わせる美津だが、卯三郎は彼女を雇うことを決める。
美津(水野美紀)は瑞穂屋を訪れる
美津(水野美紀)は瑞穂屋を訪れる / (C)NHK


■りんは協力し合うことを提案するが、直美の苛立ちが爆発

難航する作業を見かねたりんは、2班で協力することを提案。しかし、お嬢様育ちのしのぶ(木越明)が「得意な人が得意な言葉を教え合った方が早くありませんこと?」と気楽に口にしたことで、直美の導火線に火が点く。

「私はただ教会で育ったから英語ができるわけじゃない。何日も何日も親や教師に頼ることなく、1人で必死に学んだから英語が分かるの。あなたが英語が分からないのは、あなたが努力してないからでしょ」という直美の容赦ない言葉に、しのぶも「こんないじわるな人に看護婦ができるのかしら」と応酬。互いの志や生い立ちを揶揄し合う最悪の空気となり、養成所には重苦しい沈黙が居座り続ける。
りん(見上愛)の言葉に反発する直美(上坂樹里)
りん(見上愛)の言葉に反発する直美(上坂樹里) / (C)NHK


■りん、「嘘つきで不細工」発言で直美との関係に亀裂が入る

日曜日、寮生たちが帰省していく中、行き場のない直美とトメ(原嶋凛)をりんは自宅へ誘う。喜ぶトメに対し、直美は「東京の道を覚える前に英単語の1つでも覚えたら?」と冷たく突き放す。

その態度に、ついに我慢も限界を迎えたりんは、「やっぱり間違ってなかった。直美さん、嘘つきです。嘘つきで不細工。不幸ぶって不細工。苦労を自慢に使うのも。英語ができんならみんなに教えて一人でもいい看護婦が増えた方がいいんじゃないですか?」と苦言を呈す。

それに対し、直美も「私が生きるために必死に身につけた知識をくれくれ欲しがるのは卑しくないの?」と引かずに言い返す。どれだけ苦労しても患者には関係ない、もっと他人に優しくなるべきだとなだめるりんに対し、「優しくない私は看護婦に向いてないってこと?」と苛立ちを見せ、家老の娘として恵まれた環境にいるりんに、しょせんきれい事でしかないと強く反発するのだった。

■言葉は「いつの間にか」通じるのか?りんが気づいた自身の過ち

自宅に戻ったりんは、母・美津が働き始めたことを知る。外国人の接客を案じるりんに、美津は「人と人。話せばいつの間にか通じるものです」と自信満々に語る。しかし、りんはその言葉に強い違和感を抱く。

「いつの間にかなんて通じません。言葉は辞書を引いて繰り返し努力しないとあんなに流ちょうには…」と口にした瞬間、りんは気づく。自分が直美にどれほど残酷な「きれい事」を強いてしまったのかを。一方、孤立を深める直美は、1人、捨松(多部未華子)の邸宅を訪ねていた。
直美(上坂樹里)は捨松(多部未華子)のもとを訪れる
直美(上坂樹里)は捨松(多部未華子)のもとを訪れる / (C)NHK


■りんが直美に放った一言に「正論」「本気で叱れるのは彼女だけ」の声

志も家柄も能力もバラバラな7人が、協力し合うどころか衝突してしまった今回。SNSでは「みんな我が強すぎて、なかなか一筋縄ではいかないね」「直美ちゃんと多江さんが手を取り合えばうまくいきそうなのに」「あえて苦戦させているのかな?校長先生の微笑みが意味深だった」と、一期生たちの行く末を案じる声が多く上がった。

また、横柄な態度を崩さない直美に真正面からぶつかったりんに対し、「直美ちゃんを本気で叱れるのは、りんちゃんだけ」「『患者にとって育ちは関係ない』というのは正論」と支持するコメントが続出。さらに、ラストシーンで描かれた捨松との面会に触れ、「捨松さんからの言葉をきっかけに、直美ちゃんが一歩踏み出せるといいな」と、成長と変化を期待する声が寄せられている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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