
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は「少年ジャンプ+」で現代ダークファンタジー『水ノ怪-水域怪異奇譚今様-』を連載中の山うたさんに注目し、以前「ジャンプSQ.RISE」に掲載された『クレイジーミント』をご紹介しよう。
同作は、一風変わった魔法少女であるクレイジーミントの様子を描いた読切作品。山うたさんのX(旧Twitter)に投稿されると、約7000もの「いいね」が寄せられている。そこで作者の山うたさんに、同作を描いたきっかけについて話を伺った。
■魔法少女なのに全身がメカ仕様?

ある日、大型トラックの衝突事故を得意の魔法で回避するクレイジーミント。周りは彼女の活躍に歓喜し、それぞれが「ミントが助けてくれた!」「ミント ありがとう」などの言葉を送る。そして、ミントは基地に戻っていった。
その後、クレイジーミントの専任メカニックに配属したばかりの寺島学は、着替え中のミントに「コスチューム脱ぐの手伝ってよ」と頼まれ、赤面しながらも彼女の部屋を覗く。すると、そこにはメカに改造された体や両足をさらけ出すミントの姿があり…。読者からは「良い話すぎて泣いた…」「予想外の感動オチ」などの声が上がっていた。
■少し“ひねり”を入れた設定になった『クレイジーミント』

――『クレイジーミント』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
『クレイジーミント』は「ジャンプSQ.RISE」での掲載を目的に考えたお話でした。中高生の読者さんが多いと伺っていましたので、人気があって喜んでもらえそうな「魔法少女」を描こう!とシンプルに考えたのがきっかけです。ただ当時すでに魔法少女の物語は飽和していたので、少しひねりをいれて魔法は使えず、42歳で、整形で豊胸してて…と魔法少女らしからぬ設定をもりこみました。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
辛い暗い人生を歩んできたはずのミントですが、からっとした明るい性格のギャップに「生きるために限界を超え無理をしている」かんじが出せたらいいなと思って描きました。暗い話しでもあるのですが、ミントの明るさのおかげで明るさと暗さのバランスのいいストーリーになったと思います。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
寺島がミントのフィギュアの脚を外した描写が、ミントの体の状態をうまく象徴してて気に入っています。
――3月8日より少年ジャンプ+で『水ノ怪-水域怪異奇譚今様-』の連載を始められていますが、改めて今後の展望や目標をお教えください。
より面白い展開をし、楽しんでいただいて、連載を継続したいです…!このキャラたちで描きたいことがたくさんあります。応援していただけると嬉しいです。
――読者へメッセージをお願いします。
『クレイジーミント』は『天使にさようなら 山うた短編集』で設定資料つきで掲載されています。他にも心温まる短編が盛りだくさんですので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

