
鈴木福とあのがW主演を務めるドラマ「惡の華」(毎週木曜深夜0:00-0:30ほか、テレ東ほか/ディズニープラス・Leminoにて配信)の第3話が4月23日に放送された。春日(鈴木)が佐伯(井頭愛海)の家を訪ねて緊張する様子が描かれて微笑ましく思えた。Xでも、「春日落ち着け笑笑」「プリントの春日は意味わからんのよw」「プリントの春日、草」とコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)
■思春期の暴走を描く壮絶な青春物語
本作は、電子コミックを含め全世界累計325万部突破の、押見修造氏による同名漫画が原作。群馬県・ひかり市を舞台に、思春期の心の変化を中学編、高校編、そして未来へと続く話として全12話で描く壮絶な青春物語。
鈴木はボードレールの詩集「惡の華」を愛読していることで自分は他のクラスメートとは違うと思い込んでいる、主人公である中学2年生の春日高男を演じる。地上波ドラマ初主演となるあのは、自分の考え・感情・欲望に忠実であるが故に、本能や欲望を隠して生きる人間たち(クソムシたち)にいら立ちを隠せず、周囲からは理解不能に見えてしまうトラブルメーカーで、春日をほん弄する仲村佐和を演じる。
他に、春日や仲村の同級生であり、春日が盗んでしまった体操着の持ち主である、憧れのクラスメート・佐伯奈々子役で井頭愛海、春日、仲村、佐伯のクラスメートの一員で血気盛んな性格の木下亜衣役で須藤千尋が共演。また、高校編から登場し、社交的で明るいがどこか仲村の面影がある常磐文を中西アルノ(乃木坂46)が演じる。加えて、春日の父・哲男役を長谷川朝晴が、春日の母・静恵役を中越典子が、佐伯の母・まゆみを紺野まひるが、仲村の父・和之役を堀部圭亮が、仲村の母・志野役を雛形あきこが務める。

■春日は佐伯の体操着を盗むところを仲村に見られてしまう
舞台は群馬県・ひかり市。山々に囲まれた場所に住む中学2年生の春日高男は、毎日閉塞感を抱きながら生きていた。そんな彼の心を救っていたのはボードレールの詩集「惡の華」。
ある日の夕方、春日が忘れ物を取りに教室に戻ると、憧れのクラスメート・佐伯奈々子の体操着が落ちる。春日はいけないと思いつつも体操着を衝動的に盗むが、その一部始終をクラスの問題児・仲村佐和に見られていた。翌日、仲村は、秘密にする代わりに春日と主従関係にも似た契約を結ぶ。

■春日は休んだ佐伯の家にプリントを持っていく
佐伯と春日は交際することになり、佐伯がクラスメートの前で春日との交際を宣言して、春日は喜びに満たされる。
しかし、佐伯は春日と仲村の会話を立ち聞きしてショックを受けて学校を休む。春日は佐伯の友だちからプリントを持っていくように頼まれ、佐伯の家までやってくる。
春日がインターホンを押そうとして緊張していると、背後から仲村が近づいてきて急にガバっと肩に抱きつき「セックスしに来たの?」と春日に聞く。春日がびっくりして「はあ?」と叫んでいる隙に、仲村はインターホンを押してダッシュで走り去る。
仲村は素早く物陰に入って春日の様子を窺い、春日は「あ!ちょっ…!」とうろたえる。そのうちに「はーい」とインターホン越しに佐伯の母が応える。
佐伯の母がガチャリとドアを開けると、「あ、あのプリントを佐伯、あ、あ、」と春日は完全に動揺する。佐伯の母は優しく頷き、春日は「奈々子さんに届けに来ました!プリントの春日です!」と支離滅裂なことを口走る。
佐伯の母は優しく笑いながら、「そんなかしこまらないで。どうぞ」と春日を招き入れ、春日は「あ、ありがとうございます」と頭を下げ、緊張しつつ家に入っていくのだった。
春日が緊張していることが見てとれて、真面目な性分が微笑ましく思えた。Xでも、「春日落ち着け笑笑」「プリントの春日は意味わからんのよw」「プリントの春日、草」とコメントが寄せられた。
◆文=入江奈々


