
■山峡の湯治リゾート「古湯温泉ONCRI」

不老不死の霊薬を求めた秦の始皇帝の命により発見されたという、およそ2000年の歴史を持つ“ぬる湯”の温泉郷「古湯温泉(ふるゆおんせん)」。「美人の湯」としても親しまれ、多くの文化人も訪れている場所だ。
そんな同地にある“山峡の湯治リゾート”「古湯温泉ONCRI」は、和のテイストとモダンな雰囲気が掛け合わせられた癒やしの宿。露天風呂や箱蒸し風呂、檜風呂など男女併せて15種類の天然温泉があり、身体に負担がかからない38度のぬる湯でゆったりリラックスすることができる。

同旅館は、地元の旬の食材を活かす3つのレストランも魅力的だ。ピザやパスタといったイタリアンを提供するバー&レストラン「SEBRI/セブリ」、九州全土の魅力的な素材を自由な発想で料理する鉄板焼レストラン「Innovative TEPPAN Watahan/イノベーティブ・鉄板 ワタハン」、山海の幸から成す日本料理を彩り豊かな会席で用意する膳座敷「季味」で食事を楽しむことができる。


長時間浸かれる至福のぬる湯と、佐賀のおいしい料理を堪能して、時間から解き放たれたような感覚を味わってみては?


■古湯温泉ONCRI
住所:佐賀県佐賀市富士町古湯556
電話:0952-51-8111
日帰り入浴:10時~20時 ※毎週水曜日はメンテナンスのため、営業時間は15時~20時(最終受付19時)/大人1300円・小学生650円・未就学児童 無料/レンタルバスタオル200円、フェイスタオル無料
アクセス:JR佐賀駅から(古湯・北山方面)バス約40分
■有田焼400年の歴史を支えた「泉山磁石場 (国指定史跡)」

観光は、日本磁器発祥の地・有田の歴史が息づく場所へ。ここは17世紀初頭、磁器の原料である良質で豊富な陶石が発見され、日本で初めて磁器の大量生産に成功したという山。現在、同所での採掘はほとんどなくなっているが、有田焼400年の歴史を支え続けたことから、1980年(昭和55年)に国の史跡(一部)に指定されている。
同所の広報担当者は「ここは白い原料が見つかった、土場(どば)と呼ばれた場所で、今は陶石採掘跡が広がっています。なぜ、こうした岩肌が切り立った景観になっているかというと、ここは高さ100メートルくらいの山だったんですが、400年かけて全部削り取ってしまって、さらにそこから掘り下げていったからです。ここの土は、焼き物に変わって全部出ていってしまったということで“欲望の塊”のような場所(笑)。250万年前の火山活動で生まれた陶石を、400年かけて掘り、今この磁石場の形になっているんです」と説明してくれた。
ちなみに同所の一部は、11月に開催される「秋の有田陶磁器まつり」の期間中に限り、開放。美しい紅葉も楽しめるそうだ。

■泉山磁石場
住所:佐賀県西松浦郡有田町泉山1-33
時間: 日没まで
休み:なし
アクセス:JR上有田駅から徒歩約15分、JR有田駅から車8分
■気軽に楽しむ絵付け体験!「arita mononosu」

有田駅前にある佐賀県陶磁器工業協同組合の建物内に、2018年にオープンした「arita mononosu(ありたもののす)」。有田をはじめ、伊万里や嬉野まで含めた約60の窯元の作品が並び、購入することができる。

また、焼き上がると青色になる呉須で、素焼きの器に絵を描く絵付け体験(1200円〜 ※要事前予約。イベントを除いて平日のみ)もできて楽しさ満点!所要時間は30分~60分ほど。少々自信がなくても、優しい先生が丁寧にサポートしてくれるので安心だ。体験した作品は、1カ月半ほどで自宅に届けてもらえる。



■佐賀県陶磁器工業協同組合
住所:佐賀県西松浦郡有田町外尾町丙1217
電話:0955-42-3164
時間:9時〜17時
休み:土日祝、年末年始
アクセス:JR有田駅から徒歩約5分
■好みのカップでコーヒーブレイク!「ギャラリー有田」

上述の「arita mononosu」から車で約2分の場所にある「ギャラリー有田」は、レストラン&カフェと、有田焼セレクトショップが併設された施設。喫茶コーナーでは、壁のように取り囲む約2500客に及ぶコーヒーカップに目を奪われること間違いなし!ホットドリンクを注文した際には、店内に並ぶカップから好きなものを選べるのも魅力となっている。焼き物の里・有田らしさを感じながら、地元の食材を活かした食事やスイーツ、ドリンクを楽しんで。



■ギャラリー有田 レストラン&カフェ
住所:佐賀県西松浦郡有田町本町乙3057
電話:0955-42-2952(有田焼ショップ 0955-42-3911)
時間:11時~17時
休み:不定休
アクセス:JR有田駅から徒歩約5分
■旅の最後にお土産をGET!九州佐賀国際空港の「sagair」

九州佐賀国際空港内の「sagair(サガエアー)」は、2021年にリニューアルオープンしたスーベニアショップ。「飛ぶ人も、飛ばない人にも楽しんでもらえる空港を目指す」という想いから運営されており、オリジナル商品のほか、菓子や地酒などの食品、民芸品、工芸品、陶磁器などの物産品、旅にまつわる道具などが、所狭しと店内に並べられている。有田・伊万里焼の代表的な絵柄をプリントした焼き物風クッキー「白磁彩菓」(2500円/「天馬堂」)などは、窯元めぐりの旅の思い出にぴったりだ。


■sagair
住所:佐賀県佐賀市川副町大字犬井道9476番地187 九州佐賀国際空港旅客ターミナルビル2階
電話:0952-46-2080
時間:8時30分~最終便出発15分前 ※飛行機の便の状況によって変更する場合あり
取材・文=平井あゆみ
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※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。

