■10位:『ほどなく、お別れです』(公開日:2026年2月6日)

長月天音さんの同名ベストセラー小説を浜辺美波さんと目黒蓮さんの主演で映画化したヒューマンドラマが、トップ10圏外から再びランクイン。公開12週目で累計動員336万人、興収45億円を突破している。亡くなった人の声が聴こえるという秘密を抱えた就活生・清水美空(浜辺さん)が、葬祭プランナー・漆原礼二(目黒さん)と出会い、葬儀会社「坂東会館」のインターンとしてさまざまな家族の最期に向き合っていく物語。公開後、納棺師育成機関への問い合わせ数が公開前の約3倍に急増しているといい、社会的にも大きな反響を呼んでいる。
■9位:『私がビーバーになる時』(公開日:2026年3月13日)

ディズニー&ピクサー最新オリジナルアニメーションが、公開7週目で前週の6位から9位へとランクダウン。一度観た観客が再び劇場へ足を運ぶ“追いビーバー”現象も話題を呼び、ロングランヒットを継続している。動物が大好きな大学生メイベルが、最新の意識転送装置を使って自分の意識をビーバー型ロボットに乗り移らせ、動物たちの世界へ飛び込んでいくというユニークな設定が特徴の本作。手がけたのは『インサイド・ヘッド』のストーリーボードアーティストとして活躍してきたダニエル・チョン監督で、インスピレーションを受けた作品として高畑勲監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』を挙げている。
■8位:『ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025 AT NISSAN STADIUM IN CINEMAS』(公開日:2026年4月17日)

結成20周年を迎えたONE OK ROCKの日産スタジアム公演を完全収録したライブ映画が、初登場した先週の3位から8位へとランクダウン。2025年8月31日、7万人で埋め尽くされた横浜・日産スタジアムでメンバー4人が繰り広げた激情のパフォーマンスと、それに呼応する大観衆の熱気をスクリーンに焼き付けた1本だ。通常上映に加え、SCREENX、4DX、ULTRA 4DXといった多彩なフォーマットで上映されており、“フルスロットルのライブ体験”が味わえる。
■7位:『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(公開日:2026年3月20日)

『オデッセイ』の原作者として知られるアンディ・ウィアーさんのベストセラーSF小説を映画化した話題作が、前週から順位を変えず7位をキープ。累計動員90万人、興収15億円を突破した。
太陽からエネルギーが奪われ滅亡寸前の地球を救うため、中学校の科学教師グレース(ライアン・ゴズリング)が宇宙へ送り出される。極限の孤独のなかで彼が出会ったのは、同じく母星を救うためにひとり奮闘する異星人ロッキーだった。姿形も言葉も違う2人が「科学」を共通言語に信頼を育み、宇宙最大の難題に挑んでいく。SNSではロッキーの愛らしい仕草に魅了される声が続出。日本ではグッズ展開がない代わりに、公式サイトで公開されたグレースとロッキーの刺しゅうパターンが「かわいい」と話題で、ファンの完成作が次々登場し、コミュニティはさらに盛り上がりを見せている。
■6位:『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』(公開日:2026年2月27日)

国民的アニメ『ドラえもん』の長編映画45作目が、公開9週目で前週の4位から6位へとランクダウン。それでもシリーズ2年連続のロングランヒットを確実なものにしている。
本作は1983年公開のシリーズ4作目『のび太の海底鬼岩城』のリメイクで、夏休みのキャンプ先で意見がぶつかったのび太たちが、ドラえもんの提案で「海の真ん中でキャンプをしよう」という前代未聞のプランを実行。沈没船で出会った謎の青年エルは、海底に広がる「ムー連邦」の住人“海底人”だった。シリーズ初の4D上映では、座席の可動や振動、風や水しぶきまでが本編と完全にシンクロし、まるでひみつ道具「水中バギー」に乗って海底を冒険しているかのような没入体験が楽しめる。
■5位:『超かぐや姫!』(公開日:2026年2月20日)

日本最古の物語『竹取物語』と現代の音楽ライブカルチャーを融合したオリジナル音楽アニメーションが、4週連続で5位をキープ。Netflixでの先行配信がありながらも劇場へ観客を呼び込む異例のヒットとなっている。長編初監督となる山下清悟さんは、『呪術廻戦』(第1期)や『チェンソーマン』のオープニング映像演出で知られる気鋭のクリエイター。楽曲提供にはryo(supercell)、kz(livetune)、40mP、HoneyWorks、Aqu3ra、yuigotとボカロP陣が名を連ねる。2026年5月1日(金)からは入場者特典第8弾として、第1弾で好評を博した「スタッフイラスト集」の復刻版が配布される。
■4位:『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』(公開日:2026年4月24日)

吹奏楽にかける高校生たちのひたむきな青春を描き、約10年にわたり多くのファンを魅了してきた京都アニメーション制作の人気アニメシリーズ。その完結編となる劇場版2部作の前編が、初日から3日間で動員7万7000人、興収1億2400万円をあげて堂々の初登場4位にランクインした。
北宇治高校3年生となり吹奏楽部の部長となった黄前久美子の前に、全国大会出場常連の強豪校からやってきた転校生・黒江真由が現れる。彼女が手にしていた楽器はなんと久美子と同じユーフォニアムだった――。本作はテレビシリーズ第3期の再編集版に新作シーンを多数追加した内容で、テレビシリーズでは描かれなかった演奏シーンも盛り込まれている。総監督は第1期から手がけてきた石原立也さん、監督は小川太一さんが続投。
■3位:『人はなぜラブレターを書くのか』(公開日:2026年4月17日)

『舟を編む』の石井裕也監督が綾瀬はるかさんを主演に迎えた最新作が、公開2週目で初登場2位から3位へ。週末3日間の成績は動員9万4000人、興収1億3000万円で、累計動員は35万人、興収4億円を突破した。2000年3月に発生した地下鉄線脱線事故で亡くなった当時高校生の青年のもとに、20年の時を超えて一通のラブレターが届くという奇跡のような実話を物語の原点としている。
2024年、定食屋を営む寺田ナズナ(綾瀬さん)は、ある青年に宛てて手紙を書く。それは24年前、17歳のナズナが同じ電車でひそかに恋心を寄せていた高校生・富久信介への想いだった。プロボクサーを目指す日々を送っていた信介に、運命の日・2000年3月8日が訪れる――。ナズナの学生時代を當真あみさん、ナズナの夫・良一を妻夫木聡さん、信介の父・隆治を佐藤浩市さんが演じる。撮影は千葉県香取市の佐原地区を中心にオールロケで行われ、朝と夕方の柔らかな光に包まれた幻想的な映像も見どころ。
■2位:『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』(公開日:2026年4月10日)

国民的アニメ『名探偵コナン』の劇場版第29作が、週末3日間で動員67万4000人、興収10億200万円をあげ、2週連続1位の座は譲ったものの依然として強さを見せた。累計成績はすでに動員533万人を超え、興収は80億円目前に迫っている。
舞台は「神奈川モーターサイクルフェスティバル」が開催される横浜・みなとみらい。最新技術を搭載した白バイ「エンジェル」に酷似した黒いバイク「ルシファー」をめぐる事件に、コナンたちが巻き込まれていく。物語の鍵を握るのは、蘭が「風の女神」とたたえた運転テクニックを誇る神奈川県警交通機動隊の萩原千速。弟・萩原研二と松田陣平との切ない記憶が交錯する展開はファン必見だ。千速役は故・田中敦子さんから引き継いだ沢城みゆきさんで、ゲスト声優には横浜流星さんと畑芽育さんも参加している。
■1位:『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』(公開日:2026年4月24日)

世界興収13億ドル超の大ヒットを記録した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のシリーズ第2作が、初日から3日間で動員112万1000人、興収16億100万円をあげ、堂々の初登場1位を獲得した。
双子の配管工マリオとルイージは、キノコ王国で日々みんなの困りごとを解決していた。そんな2人は新たな相棒・ヨッシーと出会い、クッパの息子クッパJr.の邪悪な野望を阻止するため宇宙を舞台にした冒険へと旅立っていく。製作は『ミニオンズ』『SING シング』シリーズなどを手がけるイルミネーションのクリス・メレダンドリさんと任天堂の宮本茂さん、監督はアーロン・ホーバスさんとマイケル・ジェレニックさんが続投する。日本語吹替版でも宮野真守さん、志田有彩さん、畠中祐さん、三宅健太さん、関智一さんが引き続き担当しており、家族で楽しめる1本だ。
今週は、ゴールデンウィーク本格突入を前に『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が16億円発進で初登場1位を奪取し、勢力図を一気に塗り替えた。2位の『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』もすでに累計興収80億円目前と勢いは衰えず、前3作連続で最終興収100億円を突破している人気シリーズだけに、ゴールデンウィーク興行でのさらなる記録更新にも大きな期待がかかる。さらに4位には京アニ完結編『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』が初登場、10位には『ほどなく、お別れです』が再ランクインと、ジャンルもターゲット層も多彩な顔ぶれがそろう週となった。
家族で楽しめるマリオ最新作、10年の歩みを締めくくる京アニ青春群像劇、20年越しの実話に泣けるラブストーリー――どれを観るか悩ましいゴールデンウィーク序盤になりそうだ。気になる1本を見つけたら、ぜひ劇場へ足を運んでみてはいかがだろうか。
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