関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!

関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!

岐阜県発祥の食品スーパー「バロー」。東海エリアで特に人気を集めているチェーンですが、2025年11月21日に関東1号店のオープンがらかになりました。いったいどんなスーパーなのか? 静岡県の店舗で実際に買い物をしてみます!

関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!の画像1バローの看板(写真:スーパーマーケットファン)

※2024年6月24日公開の記事を再編集しています。
※価格や情報は2024年6月24日時点の情報です。
※最新の情報は公式サイトをご確認ください。

【バロー】東海から関西進出、そしてついに関東1号店も!

関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!の画像2バロー外観(写真:スーパーマーケットファン)

 バローホールディングス(HD)のスーパーマーケット事業、食品スーパー「バロー」。岐阜、愛知を中心に244店舗(2025年5月31日現在)を展開する大手スーパーです。

 近年は「関西強化」を打ち出し、23年10月には大阪府内4店目を開業、24年9月に奈良県に初出店しました。

 25年11月21日には、関東1号店となる横浜下永谷店の開業も予定されています。

 業績は絶好調で、 「ダイアモンドチェーンストア」(ダイヤモンド社、24年6月15日号)によると、2024年3月期決算でスーパーマーケット事業の営業収益は4542億円(前期比7.7%増)、セグメント利益が186億円(39.2%増)で、過去最高の数字を記録したとのこと。

 東洋経済ONLINEは、24年6月16日配信の記事「爆増する『ロピア』にも負けないスーパーの正体」でバローを詳細に解説。中部地方を中心に成長を続け、「最近では大都市圏愛知県と関西地区での勢力拡大が顕著になっている」と説明しています。

 22年にはAmazon上で「バローネットスーパー」もスタートしました。

【バロー】地元民が選ぶ「この味でコスパ抜群」一品は?

【バロー】パック寿司が話題に! 実際に買い物してみた!

 24年3月、X(旧Twitter)の投稿をきっかけにバローのパック寿司が注目を集めました。今回はその寿司も購入したいと思います。

 日曜の午後7時。静岡県のバローに、同行者の姉とやってきました。ピーク時間が過ぎたところとあって店内の客足はまばらです。

 店頭から目を引いたのは、ダンボールが山積みされていた茨城県産キャベツ、1玉103円! 玉ねぎは1袋(5〜6個)398円、ブロッコリー214円、エリンギ84円など。

 ズッキーニはまるまるとした立派なものが3本214円だったので、ついかごに入れてしまいました。

関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!の画像3ズッキーニ214円(写真:スーパーマーケットファン)

 プライベートブランド(PB)は2つあり、「valor select」(VS)は日々の必需品のPB。「valor plus」(VP)はさらに上質な商品を展開するラインとのことです。

 VSの商品は納豆(40g✕3個、74円)や糸こんにゃく(200g、85円)、焼きそばの麺(3食、171円)やちくわ束売り(8本、193円)、特製あらびきポークウインナー(279円)などが目に留まりました。いずれもお手頃でしたよ。

鮮魚コーナーの元気が良い

 バローは魚を丸魚で販売しているのですが、この日はすでに売り尽くしたようで、空になった発泡スチロールの山が築かれていました。きっと夕方のピーク時は活気の良い売り場になっていたことでしょう!

関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!の画像4鮮魚コーナーの気合(写真:スーパーマーケットファン)

 姉はバイキング形式の「自家製漬魚よりどりセール」に夢中。

 銀だら粕漬、まぐろ照焼、さけバジル、太刀魚バジルなどの切り身がズラッと並んでいます。1切れ300円のところ、4切れ800円! 

関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!の画像5バズり実績をアピール(写真:スーパーマーケットファン)

 そしてバローといえば、鮮魚コーナーのパック寿司。

 3月にXで、まぐろのパック寿司がハイクオリティーだと話題になったんですが、店側も積極的に“便乗”。「これがバズったあの寿司です!」とアピールしていました。

関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!の画像6手書きでも訴求(写真:スーパーマーケットファン)

 バローの自信作「まぐろ握り鮨盛合わせ」10貫は1,707円(10%引きで1536円)。まぐろ3貫といくらやサーモンなどの握り盛合せ15貫も同じ金額です。

 午後7時という時間帯からおつとめ品になっていますが、見た目には変色も見られずおいしそう!

関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!の画像7まぐろ握り鮨盛合わせ(写真:スーパーマーケットファン)

 「生しらす丼」(646円→10%引きで583円)も目を引きました。

 生しらすなんて早々食べられる機会もないのに、スーパーのお弁当として普通に並んでいることに興奮! こちらはラストワンをゲット。

関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!の画像9生しらす丼(写真:スーパーマーケットファン)

 鮮魚コーナーには寿司のほかに総菜も! 

 週末限定の「黒はんぺんフライ」(430円)は、「1個増量お値段そのまま」の言葉につられて購入。

関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!の画像11お魚屋さんのお惣菜(写真:スーパーマーケットファン) 関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!の画像12黒はんぺんフライ(写真:スーパーマーケットファン)

プライベートブランドが豊富

 前述したとおりPBも展開しているバロー。お菓子コーナーに、おいしそうなPB商品「塩キャラメルのぽりこーん」(300円)が目に入ったので思わずゲットしました。

 「フランス産ゲランドの塩使用」の言葉に高級感を感じます。

関東1号の横浜店は11月21日にオープン! 岐阜県発のスーパー【バロー】なぜ人気? 買い物してみた!の画像13塩キャラメルのぽりこーん(写真:スーパーマーケットファン)

 ほかに、PBの冷凍食品は品揃えが豊富! 冷凍パスタ、冷凍餃子、冷凍やきとり、冷凍うどんなど一通りはPBで揃えられそう。

 なお冷凍パスタの製造所は長野県の「株式会社あずみのふうず」。同社は日清製粉ウェルナ向けにパスタなどの冷凍加工食品を製造している食品メーカーでした。

精肉コーナーでもワクワク!

 この日は「お肉大市」だったそう。

 目を引いたのは、3割引のさらに10%引きになっていた「国産牛切落し焼肉用(肩ロース肉・交雑種)」459gが1,887円。「黒豚しゃぶしゃぶセットS」1,078円も、きれいな肉の色でした。

 普段はスーパー「ライフ」を利用している姉からすると、びっくりするほどのお手頃価格だそうで、国産牛のいろんな部位が盛り合わせになった焼肉用のセットに注目。保冷剤を使って持ち帰ることを決意していました。

 そのほか、「三元豚の自家製煮豚」や、巨大なブロックベーコンも見どころです。

提供元

プロフィール画像

スーパーマーケットファン

スーパーの魅力について、大手やローカル、激安店から高級店まで、店ごとに異なる特色や注目情報を、毎日お届けしていきます。また、グルメライターや調味料ソムリエ、管理栄誉士などがプロ目線で食品を解説したり、整理収納アドバイザーやクリンネストが生活に役立つ整理収納テクニックや掃除のアイデアをレクチャー。ここでしか読めない内容のコラムもお楽しみいただけます。