
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、漫画家・みとうゆうさんがGANMA!にて連載している『ゆいは影でしか生きられない』をご紹介しよう。
同作は、学生で主人公の亜紀と幼馴染で“影になってしまった”唯との様子を描いたホラー漫画。以前みとうさんのX(旧Twitter)に同作の第1話がポストされると、1.2万もの「いいね」が寄せられている。そこで作者のみとうゆうさんに、同作を手がけたきっかけについて話を伺った。
■突如、姿を消した幼馴染が影になって再登場?

幼馴染同士である亜紀と唯。ある日、学生の亜紀は下校の際、唯に告白をしようと決意し、教室にいる唯のもとにやってくる。
その時、周りからのイジメによって落書きされた亜紀の机をキレイにしていた唯。亜紀はイジメの標的にされることを懸念し、唯に「気にするなあんなの」「むしろお前まで目付けられて面倒だぞ」と伝える。
やや沈黙が続いた後、唯は「ずっと思ってたんだけど」「いじめられるようになった理由とか考えないの?」と応え、「たとえば」と聞き返す亜紀。「わたしのせいかも とか」という言葉を聞いた亜紀が振り返ると、そこには唯のスクールバッグだけが置いてあり…。
読者からは「最後ゾワッとした」「頼むからハッピーエンドになってくれ」など様々な声が上がっている。
■作者・みとうゆうさん「ずっと影がテーマのホラー作品を描きたいと思っていた」

――ただいま連載中の『ゆいは影でしか生きられない』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
ずっと影がテーマのホラー作品を描きたいと思っていました!思えば、真夏に影を探して歩くところから着想を得たのかも…?
――第1話を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
影が題材なので、違和感だったり奇妙だと感じる絵作りにこだわっています。影になった唯と少しでも一緒にいたい亜紀が、光の当たらないところに行ったり影を作る工夫をしているシーンに注目してみてほしいです!
――第1話の中で、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えてください。
体育座りをした亜紀の足元から唯がにょきっと出てくるシーンが気に入っています。この作品ならではの絵だと思ってます!
――今後の展望や目標をお教えください。
この作品が誰かの大好きなマンガになってほしいです!
――読者へメッセージをお願いします。
9月1日に『唯は影でしか生きられない』の電子書籍1巻が発売されました。よろしくお願いします!

