
ハロー!プロジェクトの8人組グループ・OCHA NORMAによる冠番組「OCHA NORMAのお茶の間沸かせます!」の第4回が、4月30日に配信された。同番組では、OCHA NORMAが、MCのお笑いコンビ・ニッチェ(江上敬子、近藤くみこ)から愛あるバラエティーの洗礼を受けながら、バラエティー定番企画やメンバー考案の個性を生かしたコーナーまで、さまざまなことにチャレンジ。第4回では「IDOL BATTLE ALIVE」の優勝賞金500万円を使った新曲MV制作から、初披露イベントまでに密着した模様が公開された。(以下、ネタバレを含みます)
■新曲「ライアーライナー」のMVを制作
OCHA NORMAは、2025年11月に開催されたライブバトルイベント「IDOL BATTLE ALIVE」(以下、アイバト)で優勝し、この冠番組の権利と賞金500万円を勝ち取った。そしてアイバト当日に公約に掲げた通り、500万円で新曲「ライアーライナー」のMVを制作していく。
カメラはメンバーの振り入れ風景から密着。歌い出しから西崎美空がタングドリル(巻き舌)を響かせるロック調の曲に、メンバーは皆真剣にリズムを合わせようとする。「初披露できる未来が見えない」(米村姫良々)、「めちゃくちゃ体力使う」(中山夏月姫)と戦々恐々だ。
今回の振り付けはダンスエンターテインメント集団・梅棒の多和田任益と野田裕貴が務め、MV監督はSNSでバイラルヒットを記録したJuice=Juiceの「盛れ!ミ・アモーレ」の島田欣征が担当した。
収録の日、パンクな衣装でも思い思いに髪やメークを凝らしたメンバーはすでにテンションが高い。窪田七海は、北原ももが最近トレードマークにしていたリムレスメガネを自分のファッションに取り入れ、歌い出しを担う西崎は「髪形もメークもバチバチで格好いいので、すてきなMVを作れればいいなと思ってます」と意気込んだ。筒井澪心はラインストーンを顔にいっぱいちりばめ、「キラキラ澪心」と盛りに盛ったメークで元気いっぱい。
梅棒の2人もOCHA NORMAの8人を「すごく個性が強い」と評し、丁寧に振りを入れていく。これまで絶叫アトラクションに恐怖したり、料理企画でクセの強い料理を作ったりしてきたメンバーだが、振り入れではアイバトのときと同じ表情に。
パワフルだが、言葉遊びの要素もある曲のコンセプトを体に叩き込んだ。そんなパフォーマンス力をラップで表現したい広本瑠璃だが、「オラオラ感が足りない」「アイドルラップになっちゃってる」とこの曲では脱・アイドルを目指したい構えだ。こんなふうにスタッフとも意見を出し合い、夜までみっちり8時間にわたりMV撮影が行われた。
■配信記念公開イベントでMV上映&パフォーマンス初披露
MVは、4月に行われた配信記念公開イベントで初めてファンにお披露目。さらに、この曲のパフォーマンスと、アイバトで踊った振り付けと曲も披露するという盛りだくさんのライブに挑むため、メンバーのリハーサルにも熱が入る。
そんな中、本番前に窪田は1人で歌の練習をしている。5カ月前のアイバト本番、メドレーのソロパートで声が裏返ってしまい「私のせいで優勝できなかったらどうしよう」と、ステージ裏でハラハラして涙を我慢していた苦い思い出がある。今度こそ完璧なパフォーマンスを見せようと、準備は怠らない。
イベントが始まり、「ライアーライナー」MVの初上映とやってみたかったゲーム企画に続いて、「ライアーライナー」のパフォーマンス初披露で会場のボルテージを上げる。そしてアイバトで披露したパフォーマンスで再びステージへ。ライブバトルのときと同じ広本が振り付けたダンスでの「ラヴィ・ダヴィ」に始まり、扇を華麗に使った「ちはやぶる」と続く。
窪田はリベンジを期した「イージーイージー」で見事にロングトーンボイスを響かせ、ライブは完全燃焼。「今日失敗したら、二度と『イージーイージー』歌えないって思いながらここに来たので」というほど覚悟していたライブを成功させた。米村も「優勝したからこそ、それ以上のパフォーマンスを見せなきゃなって思って…」と緊張していたこのステージ。8人で助け合い、OCHA NORMAらしさを見せつけることができた。
アイドル同士の本気の実力勝負を勝ち抜き、優勝を引っ提げてこの番組でバラエティー力も鍛えてきた。歌やダンスの実力に、ムチャぶりにめげない胆力や発想力が加われば鬼に金棒、さらなる高みを目指している。「みんな体張れるんですよ」(筒井)と次なる冠番組獲得に燃えるメンバーもいれば、「次は満員の日本武道館公演にしたい」(米村)と、OCHA NORMAの名前も広めていくつもりだ。
リーダーの斉藤円香も「アイドルさんがたくさんいらっしゃる中で、パフォーマンスもバラエティーも全部できるようになりたい」と先を見据える。もっともっと、グループとメンバーの魅力を知ってもらうために、お茶の間に飛び込んでいく。
◆文=大宮高史
※西崎美空の「崎」はタツサキが正式表記

