捨てるタイミングを逃さず、納得して捨てましょう
「片付けをするときは、使うもの・捨てるもの・迷うものを混ぜないことが大事」と話すのは、収納のプロ・すはらひろこさん。
「特に捨てるものの判断は後回しにしがち。まずは3つに分類して、捨てる判断をしやすくしましょう。捨てるかどうか迷う場合は、ものの『捨てどき』を知ることです。"とりあえず残していたもの"の、"使わない理由"が分かれば、納得して捨てられます。それでも悩む場合は無理に決断せず、別の場所に保管して、"もういいか"という気持ちになるのを待ってみましょう。最初はよく目につく場所から始めて、家中スッキリを目指しましょう」

「判断リスト」の使い方
(1)悩むものを手に取り、判断リストの項目を1つずつチェック(2)赤い文字の項目にチェックが付いたら即捨て
(3)赤い文字にチェックが付かなくとも、チェックした項目が多いほど優先して捨てましょう
ものによって捨てたほうが良い基準が違います。それぞれの判断リストを使って、必要のないものを手放しましょう。

まずは洋服・靴から
クローゼット
<洋服>
全身鏡に映る自分がすてきに見えなかったら、そこが捨てどき
出番がなくなった外出着が増えていませんか?普段着として格下げし、たくさん着回してから処分しましょう。
かつて流行した服も、自分を古くさく見せるので手放す対象に。
「60代に入り、鎖骨があらわになる服、ルーズでくたびれて見える服、十分に元をとったなと思うぐらい着回した服は手放しました。新たに買い足した服もあります。捨てる・買うのバランスも大切」(すはらさん)
<それでも迷ったら>
捨てるかどうか迷う服は、一度着て外出してみましょう。現役で着られるものか、客観的に判断することができます。

<それでも迷ったら>
そのまま近所へ外出できないような、過去のおしゃれ着を無理に部屋着へ格下げするのは危険。着心地の良い服のみ部屋着へ。
<小物・アクセサリー>「高かった」のは価格であって今の価値ではありません
場所を取らない、もったいない...捨てない言い訳だらけの服飾小物たち。高価なものでも、"今"使わないなら手放しましょう。
買い取り、寄付などに出せば罪悪感も軽くなります。
<下着・靴下>
いつ何があってもいいように、1年に1回、総入れ替え
直接肌に触れるものは 、清潔感を一番大切な基準にしましょう。見えない部分のおしゃれは手を抜きがちなので、厳選した枚数を、期限を決めて使いましょう。
構成・取材・文/和栗 恵、上薗明子 イラスト/とつかりょうこ
<教えてくれた人>
片づく収納プランナー
すはらひろこさん
整理収納アドバイザーの資格を持ち、豊富な知識と経験に基づいた片付け術が幅広い年代に支持されている。『シニアのためのスッキリ暮らす捨て方』(宝島社)など、著書・監修書多数。

