
元・テレビ東京のプロデューサーで、現在はフリーのテレビマン・佐久間宣行氏がパーソナリティを務める「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が4月29日に生放送された。この日、黒のバンドTシャツ姿で登場した佐久間氏は、「ジャンプSQ.」で連載中の葦原大介氏による漫画「ワールドトリガー」についてのトークを展開。
■「読み始めたら、なんだよ…マジかよ…」
同番組でお馴染みの“最近面白かったエンタメ”を紹介するジングルで佐久間氏は、今回「ワールドトリガー」のタイトルを挙げると、「本当に今更なんですけど、『ワールドトリガー』ってもう29巻出ている漫画なんですよ」と豪快に笑い、「私はこの2〜3週間の間に29巻全巻一気に読みまして」とドハマりしていることを明かした。
読むきっかけについては「19歳の娘が全巻持ってたのよ。娘にめちゃくちゃ布教されたの。娘からは『とにかく読んでみて。9巻からさらに超絶面白くなるから』って言われて」と猛プッシュがあったと語る。
最初は「9巻までかぁ…と思って、なかなか手を付けられてなかった」と打ち明けるが、「読み始めたら、なんだよ…マジかよ…1巻から超面白いじゃねぇか、ってね」とあっという間に引き込まれたと熱弁。「3巻からさらに面白くて、確かに9巻からもっと面白くなるのよ。で、11巻ぐらいからどんどんどんどんまた面白くなっていくんだけど」と、止まらない面白さを熱く語る。
■「派手な能力バトルに見せかけた超ロジカルなチーム戦漫画」
その後、「俺、今、『ワールドトリガー』のあらすじ言ってますよ(笑)」と笑いを交えながら、内容を説明していく佐久間氏。「三門市に、ある日突然、異次元からの侵略者『近界民(ネイバー)』って言うのが現れるんですよ」と切り出し、「地球上の兵器が効かない怪物たちに誰もが恐怖したんですけど、謎の一団がその近界民を撃退するんです。で、彼らが『ボーダー』と名乗り、近界民に対する防衛体制を整えて。それから4年後、ボーダー訓練生の三雲修は近界から来た少年の空閑遊真と出会う…っていう感じなんですけど」と続ける。
その上で、同作の魅力について「29巻もあるから、魅力はたくさんあるんですけど」と前置きしつつ、「とにかくね、主人公が天才じゃなくて、考えることで勝つ側の人間で、派手な能力バトルに見せかけた超ロジカルなチーム戦漫画なんですよ。それがめちゃくちゃ面白いです」と力説。
■「百何キャラとか出てくるのに、モブキャラがいない」
さらに、「あとキャラが多いんですよ。めちゃくちゃ多いんだよ。今の二十何巻あたりのところなんて、いろんな隊が入り乱れてるから、百何キャラとか同時に出てくるんだよ。なのに、全然迷わない。みんなモブじゃない、モブキャラがいないの」とキャラクター描写の秀逸さを絶賛し、「能力バトルなのにほぼ将棋。強さがパワーじゃなくて配置と連携と読み合い。だから、毎試合、戦術ライブみたいな」と独自の視点で評価する。
主人公の成長についても「主人公が劇的に強くはならない、ずっと弱い。弱いまま勝つ」と解説し、「普通の『ジャンプ』漫画と逆。頭と判断で勝つ。なので、さらにチーム戦が主役。個人の覚醒よりもどう組めば勝てるかっていうビジネスとか番組作りに近い感覚もあるんですよ」と、自身の仕事とも通ずる部分があるとコメント。
最後に佐久間氏は、「28巻ぐらいで、“実力差と努力について”をキャラクター同士が話し合うシーンが、神回なの。バトルでもなんでもない、説教(笑)。説教がマジで神回なの。どのビジネス書よりもすごいの」と大興奮で語り、「もう名言だらけ。俺、本当に夢中になっちゃいました」と同作への愛を爆発させていた。
番組終了後のイチナナ限定アフタートークでは、「ONE PIECE」で最近驚いたというキャラクター・イムについての話題などで盛り上がっていた。なお、同ラジオはライブ配信アプリ・17LIVE(イチナナ)でも同時生配信され、生配信では番組収録の映像やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え、本編放送後のイチナナ限定アフタートークも配信されている。

