フェムテックについてもっと話そう♡「妊娠・不妊治療」のお悩みにプロが回答!

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Q. 男性が気をつけるべきことってありますか?

A. 不妊原因の割合は男女半々! お互い協力して規則正しい生活を。妊娠治療は女性だけの問題ではなく、パートナーである男性との二人の問題として、協力し合うことが大前提。WHO(世界保健機関)によると、不妊原因の割合においても、男性と女性が半々だとされています。


 


男性不妊には乏精子症、無精子症、精子無力症、勃起障害などがあり、普段の生活習慣が精子の状態を悪化させてしまう場合も。日頃から精子の状態をよくするために、まず気を付けることは禁煙。そして精巣付近の温度が高い、熱がこもってしまうのはよくないので、サウナに長時間入らない、ノートパソコンを膝にのせない、自転車やバイクに乗り過ぎない、なるべくブリーフよりトランクスをはくことをオススメします。また禁欲し過ぎると精子の動きが鈍り、質も悪化するので禁欲期間は1~2日にとどめましょう。大切なのは女性同様、規則正しい食生活。生まれてくる子どものためにも、まずは自分のからだを労ってください(竹内先生)

お話を伺ったスペシャリストの方

竹内 巧先生
リプロダクションクリニック東京院長。医学部卒業後、産婦人科に入局。以来30年間生殖医療に関わる。一般産婦人科研修後、大学院に入学し、体外受精を研究テーマに博士号を取得。1997年から11年半、世界不妊治療の第一線であるニューヨークのコーネル大学産婦人科生殖医療センターに勤務。2017年、泌尿器科医、産婦人科医が常勤し、最先端の医療を毎日提供できる日本屈指の生殖医療クリニックであるリプロダクション東京の院長に。男性不妊治療にも注力している。

いかがでしたか? 次回は、デリケートゾーンのケア&トレーニングに関するお悩みQ&Aをご紹介します。

illustration:KAORI YOSHIOKA[asterisk-agency] / text:EMI TANIGUCHI

otona MUSE 2022年2月号より
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「37歳、輝く季節が始まる!」がキャッチコピー。宝島社が発行する毎月28日発売のファッション誌『otona MUSE』がお届けする、大人のためのファッション・ビューティ・ライフスタイル情報!