真佐美はパートに家事、子育てに奮闘。夫はモラハラ&フキハラ気質で、嫁は夫の家系に入ったもの、夫を支えるのが当たり前といった昭和脳の持ち主。真佐美が実母の看病をすることに難色を示し、娘たちにはお弁当は自分のお金で買えと命令する始末。真佐美は限界を迎え、夫と大げんかの末に離婚することに。夫は独身貴族を満喫しようと浮かれますが、財産分与で家を売ることになると知って愕然とし…。
「全部…ぜーんぶ俺の金だろ?」
離婚を受け入れた後のことについて、何も知らなかった旅人。有利に進めるため、バツイチの友人から情報収集をすることに。
カフェで話を聞くと、友人の離婚原因は嫁姑問題。「孫を嫁に渡したくない」と友人の母が譲らず、主に親権について揉めたよう。友人は子育てにノータッチだったこともあって親権は得られず、養育費を払っているのでした。
それを聞いた旅人は「財産を分け与えた上に養育費まで請求されるのか?」と唖然とし…。
「俺が必死で稼いだ金を妻や子供に持っていかれるなんて」我慢できない様子で














友人に離婚のあれこれを相談する旅人さん。離婚原因が不倫や浮気ではないため慰謝料は発生しないものの、養育費の金額が心配の様子。友人は家を手放して実家暮らしに戻ることを提案。家事は母親に任せられるし、子供の世話は月に1回で快適だと伝えます。旅人さんはベストな選択ではあると思いつつも、40歳超えの男性が実家暮らしをすることが気になるのでした。
離婚すれば自由になれる、家も自分のものとして残せる――旅人さんは、どこかでそう考えていたのかもしれません。
しかし、夫婦で築いた財産は一方だけのものではなく、子どもがいれば離婚後も親としての責任は続きます。自分の都合だけで区切りをつけられるものではないと知ったことで、旅人さんは初めて現実の重さに気づいたのでしょう。
離婚は夫婦関係を終わらせる選択であっても、それまでの生活や子どもへの責任をなかったことにするものではありません。感情だけで判断する前に、家族として積み重ねてきたものと向き合うことも大切なのかもしれません。
※画像の一部にAI生成画像を使用しています
著者:マンガ家・イラストレーター 紙屋束実

