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音や匂いでわかる? 犬が飼い主の帰宅を察知する理由を解説

「ただいま」と玄関を開ける前に、すでに愛犬がスタンバイしていた…そんな経験、ありませんか?
飼い主さんの帰宅をまるで“予知”しているかのような姿に、「待ってたの?」と驚くこともあるでしょう。

今回は、犬が帰宅を察知する理由や、そのときの気持ちなどについて、いぬのきもち獣医師相談室の岡本先生に伺いました。

犬は音や匂いに敏感な動物
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク 匂う
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬は、人間よりもはるかに優れた聴覚と嗅覚をもつ動物といわれています。

例えば、車のエンジン音や足音、ドアの開閉音など、日常にあふれる音の中から、飼い主さんに特有の音を聞き分けることがあるそうです。また、帰宅時に飼い主さんがまとっている香水やシャンプー、外出先の匂いを遠くからでも嗅ぎとっている可能性も考えられています。

こうした感覚の鋭さによって、飼い主さんの帰宅をいち早く察知できる場合があります。

「待ってたの?」と感じる行動の背景
トイ・プードル お出迎え
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

帰宅したとき、玄関でおすわりしていたり、ドアの前でしっぽを振っていたりすると、「ずっと待っていたのかな」と感じる飼い主さんも多いでしょう。
こうした行動には、以下のような理由があると考えられています。

①飼い主さんと会える喜びを表現している
②生活リズムから帰宅時間を予測している
③過去の記憶から“この時間に帰ってくる”と学習している

犬は日々の暮らしの中で、時間や音、行動パターンなどを記憶し、それに基づいて行動することがあります。
そのため、「毎日このくらいの時間に帰ってくる」と覚えている犬は、その時間帯になると玄関付近で待つようになることもあるようです。

心配しなくていいケースと注意したいケース
パピヨン お出迎え
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

多くの場合、犬が飼い主さんの帰宅を察知して嬉しそうに迎える姿は、健全な愛情表現ととらえられます。
しかし、以下のようなケースには少し注意が必要かもしれません。

①留守中に過剰に鳴いたり暴れたりしている
②帰宅後も不安そうな様子が続いている
③トイレの失敗や破壊行動が見られる

これらは不安などのストレス反応の可能性もあるため、長時間の留守番や生活リズムの変化がないか、一度見直してみるとよいでしょう。
心配な場合は、動物病院に相談することも選択肢のひとつです。

飼い主さんにできる行動と心がけ
トイ・プードル トスキンシップ
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

飼い主さんが帰宅したときは、まず愛犬の気持ちに寄り添った声かけやスキンシップを心がけてみましょう。
「ただいま」「待っててくれてありがとう」と優しく声をかけるだけでも、愛犬は安心し、帰宅の時間をよりポジティブなものとして記憶していくと考えられます。

また、留守番中の時間が快適になるように、
①落ち着ける寝床やクレートを用意する
②知育トイやおもちゃを活用する
といった工夫を取り入れてみるのもよいでしょう。

犬の感覚を理解して、不安なく過ごせる環境づくりを
柴犬 待て
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬が飼い主さんの帰宅を察知するのは、音や匂いなどの鋭い感覚と、飼い主さんへの強い信頼・愛情によるものと考えられています。一方で、それが過度な依存や不安につながらないよう、日々の接し方や環境づくりにも気を配ることが大切です。

「うちのコ、待ってくれてるのかな?」と感じたときこそ、愛犬の気持ちをそっと受け止めて、安心できる時間を共有していきたいですね。

文/いぬのきもちWeb編集室 監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
※記事と写真に関連性がない場合もあります。

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