俳優の松村沙友理、白洲迅のW主演によるLeminoオリジナルドラマ「今日もふたり、スキップで」が10月4日より配信中。本作品のプレミアム上映会イベントが10月6日に都内で開催され、主演の2人が観客を前に作品の見どころや撮影秘話を披露した。
■夫婦ふたり暮らしのサイコーにハッピーで、楽しくって仕方がない日常の物語
ドラマ「今日もふたり、スキップで」は、Xで多くの人の支持を集めた愛の共感型エッセー「今日もふたり、スキップで ～結婚って“なんかいい”」を原案に、平凡だけど幸せな結婚生活を切り取った夫婦の心温まるヒューマンドラマ。作中で松村はドラックストアで働く妻を、白洲はWEBエンジニアとして働く夫を演じる。
■松村沙友理＆白洲迅「ふわっとした役柄」を演じる難しさを告白
作品の雰囲気そのままに、満面の笑みで登壇した松村は、妻役を演じるにあたり「台本を読んでも雰囲気がつかめず、撮影の時にようやくわかったような感覚でした」と撮影直前まで試行錯誤しながら役作りに励んだことを告白。すると白洲も「どこにでもいそうでいない、ちょっと変わったキャラクターなんですよ。そのふわっとした感じをつかむのが難しかったです」と共感した様子を見せ、自然体だからこそ難しくもある役どころを振り返った。
難しさを感じる一方で、撮影自体は楽しみながら臨めたという白洲は「日々の撮影で体は疲れるんだけど、心は癒されていくようなそんな現場でした」とほほ笑むと「松村さんが本当に寝てしまったことがあって…」と、話し始め「起きる芝居だったんですけど、本番が始まっても一向に起きなくて、周りがくすくす笑ってるんですよ。ただ、ちょっとした沈黙でなにかを感じたんでしょうね。ガバ！って起き上がって、『すみません寝てました』って。ほほ笑ましい顔でした」と、撮影現場の和やかな雰囲気が伝わるエピソードを披露した。
■松村沙友理がたこパで熱弁「梅干しとイチゴは絶対おいしい」
イベントでは、一般の方から募集した質問に答えるコーナーも用意され「たこ焼きパーティに何を入れる？」の問いに松村は「すごく考えたことがあります」と真剣な表情を見せ「梅干しとイチゴを混ぜる、絶対おいしい」と断言。
「フレンチシェフが登場するドラマを見た時に、思いついたんです。もし私がレストランをやるんだったら、メインディッシュは梅干しとイチゴを混ぜたたこ焼きにします！」と既に実食済みと言わんばかりの力強い言葉に続け「…やったことはないんですけど」とまさかのオチ。会場を笑いの渦に包むなどイベントは終始和やかな雰囲気で進行した。
また、日頃から実施している節約術について聞かれた松村は「おいしいものをちょっと残す」と話し、「この方法なら(物価高の昨今でも)数日後にも冷蔵庫にお菓子があるんですよ」と節約しながら楽しみを増やす方法を伝授。一方、白洲は「夏は冷水シャワーをすることがあります。給湯器が動かないから節約になりますよ」と語り、それぞれこだわりの節約術を明かした。
最後に、作品のタイトルにもある“スキップ”に絡め、「最近スキップするくらいうれしかったこと」について聞かれた松村は「いろんなところに仕事で行かせていただいて、地方に行った時にご高齢の方に“さゆりんご”ちゃんって声をかけてもらえることがすごくうれしい。」と笑顔で語り、白洲も「梨がすごく好きで、秋になって今たくさん梨が家にあるんですよ。旬の時期に食べるとおいしいんですよね。…ごめんね“りんご”じゃなくて」と、梨への愛を語りながらも松村の愛称に絡めた掛け合いを行うなど、作中の二人の雰囲気の良ささながらのトークを披露し、終始温かな雰囲気に包まれたイベントは終了した。
Leminoオリジナルドラマ「今日もふたり、スキップで」は、毎週土曜0時に新エピソードをLeminoで配信中。
◆取材・文＝永田正雄
