市波由香里は夫の達也と娘の楓との3人暮らし。幸せの絶頂にあった新婚当時は気づかなかったものの、達也は脱ぎっぱなし、食べっぱなし、何でもかんでも妻頼み。職場での評価は高い一方、“仕事しかできない30歳児”だったのです。
由香里は夫の再教育に乗り出しますが、当の本人はモラハラ発言も多く、なおかつド天然。戒めの言葉も響かず、さらに達也の母親は「家族に尽くし、家を守ることこそが女の幸せ」という考え方……。母親の価値観を受け継ぐ達也の再教育は難航しますが、娘の「パパって、何もしないくせに口出すよね」という言葉をきっかけに変化が見え始めます。
娘の一言をきっかけに達也は家事を手伝い始め、職場の飲み会では「女は男に尽くしてこそ価値が出る」と主張する上司にまさかの反論!
改心したかと思いきや、数年ぶりに飲み会に参加したいという妻をとがめ、娘の世話から逃げたり、育児とパート勤務を両立する妻に「正社員とは責任の重さが違う!」と言ってのけたり、再教育はあまり進んでいないようなのですが……?
妻がインフルエンザに感染、娘のことを頼むと夫に変化が…?







自分本位の言葉をのみ込んだ達也は楓と共にコンビニへと向かい、その道中、娘の「甘えていいの?」の一言にキュン……!
気を良くした達也は妻のための食事をたっぷり買い込みますが、そのどれもが発熱中にはそぐわず、由香里は青筋を立てつつも「食えるか!!!」の一言をのみ込んだのでした。
「俺、今日は映画に行きたかったんだけど……」「洗濯は……? 風呂は……? 俺のご飯は?」という言葉をのみ込んだ達也。当然のこととはいえ、モラハラ夫にとっては大きな一歩! 「これ食べて」と一方的に差し出すのではなく、複数のお弁当を購入し、「食べられそうなやつ選んで」という心づかいも確かな前進です。
とはいえ、達也が購入してきたお弁当はすべてヘビー。「発熱している妻を思えば、もっと胃腸にやさしいメニューを選べないの!?」と突っ込みたくもなりますが、ここは由香里に倣ってぐっと我慢! 特盛り、贅沢盛り、大盛り、欲張りとどれもボリューム満点のようですから、ぐったりする妻にスタミナをつけてもらいたかったのかもしれませんね。
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