
7歳差の男の子兄弟を育てながらワーママとして働くヨカ(@yoka9003)さん。2024年春に次男は小学校1年生になったばかりだが、長男はすでに中学生だ。これは2023年秋、長男がスマホデビューした際のお話である。中学生のスマホの中には、大人も驚愕する世界が広がっていた…!!「そろそろ子どもにスマホを持たせようかな」と検討している親世代必見の事例である。



■スマホデビューの罠。1年団グループで起きた“晒し”
ヨカさんは漫画の冒頭で、「これは中学生になった長男がスマホデビューし、中学生のSNS事情を目撃した保護者の感想です。すべての子どもたちが作中のようなことに当てはまるわけではありません」と断りを入れている。あくまでも1つの事例として描かれた本作だが、そこには現代ならではのリアルな恐怖が潜んでいた。
スマホを持ったことで、さまざまなグループから招待された長男。なかでも最大勢力を誇るのが、同級生によって作られた「1年団グループ」だった。“みんなと仲良くなるため”という大義名分のもとに作られたはずのグループだったが、だんだんと雲行きが怪しくなっていく。戸惑った長男から「なんかさ、大変なことになってるような…」と画面を見せられたヨカさん。そこには、「親のSNSアカウントを特定する」という事態が発生しており、社会問題にもなっているSNSの誹謗中傷を彷彿とさせるような投稿が次々となされていたのだ。
今回のエピソードを漫画にした理由について、ヨカさんは「SNSのグループでのやり取りで子どもが不安に思ったとき、あらかじめ各家庭でどうするかを話し合っておけば、冷静な判断ができるのではないか」と考えたという。事態を把握したヨカさんは、長男に「憶測でものを言うのはよくない」と改めて伝えた。しかし、それは子どもだけでなく、大人も実践しなければならないことだと語る。
■子どもより問題?無自覚にリスクを負う大人たち
「子どもにどうこう言う前に、大人がネットマナーを守っているところを見せないといけません」とヨカさんは警鐘を鳴らす。
子どもが親のSNSを見たときに「恥ずかしい」「言わないでほしかった」と思うことがないよう、配慮が必要だ。子どものプライバシーは子どものものであり、親がSNSに気持ちを吐き出すのは自由だとしても、「親は自分のことをこんな風に見ていたんだ」と失望させるような発信は避けるべきである。
現在の小中学生は、特別授業でSNSトラブルについて割と口酸っぱく注意を受けており、注意喚起の冊子も配られるため、大人よりも知識を持っていることが多い。「じゃあ、大人はどうなのかというと、平気で顔を晒したり、今いる場所が特定できる投稿をしたりしている。スタンプで子どもの顔を隠していても、特徴を晒していることは多いですよね」とヨカさん。子どもには禁止しておきながら、大人は自分たちを晒す権利があるのかと理不尽に思われても仕方がない現状がある。
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