
永作博美が主演を務める火曜ドラマ「時すでにおスシ!?」(毎週火曜夜10:00-10:57)の第5話が、5月5日(火)に放送される。このほど、主人公・みなと(永作)が働くスーパー「ふくとく」のアルバイト・崎田愛華を演じる杏花にインタビュー。バンドマンという夢を追いながら生きる愛華をどう演じているのかや、話題となっている髪型の裏話、現場の雰囲気などについて語ってもらった。
■50歳主婦が第二の人生を歩みだす姿を描く“人生応援ドラマ”
本作は、“飯炊き3年握り8年”といわれる伝統ある鮨職人の世界と、現代の価値観が交差する鮨アカデミーの中で描かれる、「笑いあり! ロマンスあり! そして美味しいおスシあり!」 の完全オリジナルの人生応援ドラマ。
「子育て卒業」という大きな一区切りを迎え、50歳で久しぶりに自分の時間と向き合うことになった待山みなと。これまでいつも「誰かのため」に全力で走り続けてきたみなと(永作)が、ひょんなことで足を踏み入れたのは、3ヶ月で鮨職人になれるという“鮨アカデミー”。
そこで待ち受けていたのは、鮨へのリスペクトが強すぎる堅物講師・大江戸(松山ケンイチ)や、世代も個性もバラバラな仲間たちだった。そんな“鮨アカデミー”でのさまざまな出会いによって、みなとは自分のために“第二の人生”の一歩を踏み出していく。
また、これまで誰かのために一生懸命走り続けてきたみなとと、ある事情で他人と深く関わるのを避けてきた大江戸という正反対な2人は、新たに飛び込んだ環境で心を通わせていく。
■「見ている方の背中を押す作品になるだろうなと思いました」
――本作への出演が決まった時、台本を読んでどんな印象を受けましたか?
また火曜よる10時枠に出演できると聞いて、とてもワクワクしましたし、タイトルもユニークで「どんなお話なんだろう」と惹かれました。
実際に台本を読んでみると、とても温かい物語で、自分の人生を見つめ直すきっかけになったり、そっと背中を押してくれたり、人のぬくもりが描かれていると感じました。そこにユーモアも加わって、とても面白くて。きっと見ている方の背中を押す作品になるだろうなと思いました。
――反響についてはいかがですか?
ネットの記事でも取り上げていただいて、「『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の勝男の後輩役の子だ!」と言っていただけたり、話題にしてもらえてありがたいです。
あの髪型のおかげで「一発で分かる」と言われることも多くて(笑)。周りの方からも「いいね」と声をかけていただいています。
同僚や後輩といったポジションは違えど、少し物申すような役柄が定着してきたとも言っていただいていて、そうした温かい言葉をいただけるのは本当にうれしいです。

■話題のヘアアレンジは「より愛華としてしっくりくる感覚がある」
――崎田愛華はどんな人物でしょう?
永作さん演じるみなとさんが働くスーパー「ふくとく」の同僚で、バンドマンという夢を追う、がむしゃらに生きる女の子。実は、ある作品からインスピレーションを受けて、今の髪形になっているんです。第5話でそのきっかけとなった作品が分かると思います。
この髪形にしていると、より愛華としてしっくりくる感覚があって、アレンジしていただきながら楽しんでいます。
――愛華に共感したということですが、具体的にどんなところに共感したのか教えてください。
夢を追いかけているところですね。私自身も小さい頃からお芝居をして、「女優さんになる」という夢を持ってここまで頑張ってきたので、重なる部分があります。
愛華も、きっといろいろ選択肢があった中で、この道しかないという思いで進んできたんだと思います。その真っすぐさにとても共感しました。
今の自分の状況が正しいのだろうか、違う道もあったのかもしれないと思うこともあります。それでも好きなことに向かって、一途に思い続けているところに強く惹かれました。

■「コミュニケーションの中でお互いに気づきが生まれていくイメージ」
――愛華のセリフには、みなとの背中を押すような言葉もありますが、どのように意識していますか?
愛華は「背中を押そう」と思って発言しているわけではないと思っています。あくまで「私はこう思う」ということを自然に伝えられる関係性の中での言葉で、それを受けてみなとさんが何か感じ取ってくださる、という感覚です。
愛華自身もみなとさんの姿から学んでいる部分があると思うので、何かを教えるというよりは、コミュニケーションの中でお互いに気づきが生まれていくようなイメージで演じています。
――スーパーでのシーンはかけ合いも印象的ですが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?
永作さんは本当に柔らかく包み込んでくださる、とても気さくで飾らない方です。ふとした瞬間に見せてくださる、かわいらしい一面も印象的で、さまざまな作品を拝見してきたので尊敬もありつつ、ご一緒してさらに魅力を感じています。
永作さんご自身が温かくて親しみやすい人柄だからこそ、愛華もみなとさんに少し甘えているところがあるのかなと思います。甘えながらも、はっきり物を言ったり、相談に乗ってもらったりしていて、妹のようでもあり、娘のようでもあり、後輩としての距離感もあるのかなと。

■スーパー「ふくとく」シーンの舞台裏を告白
――愛華と同じく「ふくとく」で働く沼田大を演じるお笑いコンビ・男性ブランコの平井まさあきさんの印象を教えてください。
クランクイン初日から控室で共演者の方とこんなにお話しすることはあまりないのですが、平井さんがとてもオープンな方で、自然と会話が生まれました。
そのおかげで距離も縮まって、少しアドリブを入れても大丈夫かなと思えたりして。そんな空気感を作っていただけていることが、とてもありがたいですし、すごく面白い方です。

――松山ケンイチさんの印象は?
松山さんは、最初「さかな組長」という少し怖そうな設定があったことで緊張していたのですが、実際はとてもフラットな方。好きな食べ物の話で一緒に盛り上がってくださる優しい方でした。本当に素敵な方ばかりで、とてもアットホームな雰囲気の撮影現場です。
■第5話の注目ポイントは「愛華が活動するバンド名が明かされる」
――第5話の裏話を教えてください。
愛華が活動するバンド名が明かされるのですが、それに合わせて言葉遣いを寄せている部分もあります。そこは撮影現場で監督とプロデューサーから提案があって、細かいアレンジを取り入れました。
――最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
この作品は、登場人物一人一人を肯定しながら、そっと背中を押してくれるドラマだと思っています。夢や目標がある方はもちろん、それがまだ見つかっていない方にとっても、自分の人生を見つめ直すきっかけになったり、今ある幸せに気づけたりする作品になっていたらうれしいです。ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。


