自称インフルエンサーのアイさんは、地域の子育てサークルや保育園でトラブルを連発! ママ友によって悪事を暴露されてしまい、SNSは大炎上してしまいます。
アイさんの起こしたトラブルは夫・ダイさんの耳にも届いたよう。我慢の限界を迎えたダイさんから離婚を言い渡されました。
しかし離婚はどうしても避けたいアイさん。SNSアカウントの削除と再就職を条件にやり直すチャンスをもらったのですが、インフルエンサーとして活躍する夢が捨てきれずにいました。
結局、アイさんはこっそりSNSを再開してしまいます。
アイさんのSNSへの執着はとどまることを知りません。投稿用の写真に夢中になるあまり、わが子のお世話はそっちのけ。息子・アキラくんの体調不良さえも「映え」のネタとして利用し、SNSに投稿しました。
さらに、SNSの更新作業を優先したいアイさんは、先生の制止を振り切り、体調の悪いアキラくんを保育園に無理やり預けて立ち去ってしまいます。
先生が職場へ連絡するも、アイさんはシフトに入っておらず不在。個人のスマホも繋がりません。困り果てた先生は夫のダイさんへ連絡し、事の次第を伝えてお迎えを要請しました。
アイさんがそんなことをしているとは思っても見なかったダイさん。急いで保育園に駆けつけ、アキラくんを病院に連れていくことにしました。
一方アイさんは、SNSの投稿に専念できて大満足! 体調不良のアキラくんの心配をすることもありません。そんな矢先ダイさんが保険証を取るために帰宅。病気の息子を無理やり保育園へ預けたことを責められますが、アイさんは自分も体調が悪かったから休んでいたとウソをつきます。
しかしアイさんはSNS投稿用のおしゃれコーデ姿……。それを指摘されてもアイさんは動じず、寝室に逃げ込みました。結局、ダイさんがアキラくんを病院に連れていったのですが——。
突然の訪問客



かつて、子どもを蔑ろにする発言に我慢の限界を迎え、離婚を言い渡したダイさん。アイさんは「変わるから」と約束をしたはずですが、ダイさんの期待は裏切られてしまったようです。













ダイさんの怒りもどこ吹く風のアイさんは、自宅でアイスを頬張りながら、職場の店長からから呼び出されていることを思い出します。
アイさんの勤務態度はお世辞にも褒められたものではありません。しかし呑気に「昇給かも」と考えていたのです。
そんななか突然自宅にやって来たのは、市役所の児童福祉課と児童相談所の職員。「緊急性を判断した」という重い言葉に、アイさんの頭は真っ白になるのでした。
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虐待やネグレクトが疑われる場面に直面したとき、私たちは「家庭の事情に踏み込むのは……」とつい躊躇してしまいがちです。しかし、もし少しでも「おかしいな、虐待かもしれない」と感じたなら、関係機関へ通報することは、法律で定められた義務でもあります。
もし園の先生や周囲の方々が通報という決断を下したのだとしたら、それはアイさんを責めるためではなく、何よりも「子どもの命と安全を守るため」の切実で、勇気ある行動だったはずです。
もし、あなたの周りで助けを必要としている子どものサインに気づいたら、迷わず児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」へ連絡してください。周りの大人の小さな気づきと行動が、一人の子どもの未来を救う唯一のきっかけになるかもしれません。
著者:マンガ家・イラストレーター ねぼすけ

