
菅田将暉が主演を務めるドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜夜10:00-10:54 、フジテレビ系 /FOD・TVerにて配信)の第2話が、10月8日に放送される。
■昭和の渋谷が舞台の青春群像劇
本作は、1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷自信の経験に基づいたオリジナルストーリー。1984年といえば、バブル経済の前夜にあたる時代。数年後、日本は未曽有の好景気に溺れていく。大人たちは夜な夜な繁華街で羽振りよくお金をばらまいた。渋谷は若者文化の中心地として活気づき、「渋谷PARCO」や「SHIBUYA109」はカルチャーの発信地として多くの若者でにぎわった。手にスマホはなく、人々はいつも前を見ていた。
浮き足立つ世相の一方で、渋谷の片隅にはまだ何者でもない若者たちの苦悩と挫折、時に恋模様もあった。不器用ながらも、生きることに一生懸命な“人間くさい”人たちが、目と目を合わせ、心と心を通わせ、時に激しく衝突しながらもエネルギッシュに生きた「1984年」という時代を、三谷ワールド全開で描いていく。
■「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第2話あらすじ
第2話は――
風営法の改正でストリップショーが厳しく規制されるようになり、2年前の熱狂が嘘のように寂れてしまったWS劇場。パトラ(アンミカ)が踊るショーの客席は閑散とし、まるで盛り上がらない。久部はWS劇場の法被を着て、パトラのショーのピンスポを担当することになった。前夜、WS劇場の支配人・浅野(野添義弘)から「うちで働いてみないか」と誘われたのだ。
劇場スタッフの伴工作(野間口徹)に連れられ、久部はダンサーたちの楽屋を挨拶に訪れる。そこで久部はリカ(二階堂ふみ)と再会する。「頑張ります!」と気を吐く久部に対し、リカは興味なさげに目をそらす。
――という物語が描かれる。
■「三谷幸喜ワールド全開!」と反響
公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「久部くんって言ったっけ?力貸してくれよぉ」と言われ、「できるかな~」と言いながらも笑みが止まらない久部のシーンからスタート。“WS劇場 大ピンチ”というテロップが出ると、「つぶれないんですか」とがっかりする樹里。そんな樹里に「お嫌いなんですか」と久部が言うと、「女性に淫らな格好で踊らせて、許せない」と言い返される。
そんな中、久部は「近々WS劇場は大きく変わる」と言い切る。久部の発言に蓬莱は「何をやろうとしているんですか?」とたずねるが、久部は何も言わずにその場を去ってしまう。そして、今月で劇場を閉めるという流れを断ち切ろうと「ちょっといいですか、芝居をやるんですよ。このWS劇場を渋谷で1番、いや、東京で1番の劇場にするんです」と久部は熱く語る。
2話を放送前に、SNS上では「それぞれのキャラが個性的で見ていて圧倒される」「予告だけでも10回は見てしまう」「この世代だから見てて楽しすぎる」「三谷幸喜ワールド全開!」などの声が上がり、話題となっている。

