集合住宅での生活において、良くも悪くも避けては通れない「ご近所付き合い」。どれほど気をつけていても、生活音や共有スペースでのトラブルは予期せぬタイミングで起こり得るものです。
毎晩のように隣の部屋から騒音が聞こえてきたり、駐車場に停めてある愛車に見覚えのない傷がつけられていたりしたら……?
そこで今回は、ここ最近でよく読まれた「マンションでのご近所トラブル」にまつわる体験談をご紹介します。平穏な日常を脅かす出来事の全貌とは? そして、驚きの結末とは?
私「夜の音が大きいです」隣人「聞こえてましたか…?」数日後、ポストに手紙と紙袋が入っていて…!?
数年前、マンションに住んでいたときのことです。ある日、隣の部屋に新しい住人が引っ越してきました。最初は特に気にしていなかったのですが、しばらくすると、夜遅くに大きな音が聞こえるようになり……。
深夜になっても音はなかなか静まらず、子どもを寝かしつけたあとも何度も目が覚めてしまい、とても困っていました。ある晩、隣の部屋から流れてくる音楽の音があまりにも大きかったため、私は意を決して部屋を訪ねました。
ドアを開けた隣人に、「すみません、夜の音が少し大きくて……」とできるだけ丁寧に伝えると、「え? 夜の音ですか……? そんなに聞こえていましたか? 気づきませんでした」と、少し驚いた様子でした。正直、逆ギレされるのではないかと心配していたので、その反応に安堵したのを覚えています。
それから数日後、ポストに小さな手紙と紙袋が入っていました。隣人からのもので、「先日は教えていただき、ありがとうございました。今後は音量に気をつけます」と書かれていました。さらに、お詫びとしてお菓子まで添えられていて、いい人でよかったとホッとしました。
トラブルになりかけた出来事でしたが、勇気を出して伝えたことで、お互いに気持ちよく暮らせる関係になれたのだと思います。今でも、あの隣人の丁寧な対応はとても印象に残っています。
◇ ◇ ◇
騒音のような生活の悩みは、我慢を重ねるほどストレスが大きくなってしまうものですよね。今回のように、相手が気づいていないケースもあり、冷静に伝えることで関係がこじれずに済むこともあります。一方で、状況によっては直接伝えることで、トラブルにつながる場合も。管理会社や大家さんなど第三者に頼ることも視野に入れながら、安心して暮らせる環境を守るために、状況に応じた方法を選びたいですね。
著者:前田なつみ/30代・女性・会社員。男の子を育てる母。ウォーキングにハマっている。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
続いては、話し合いで円満解決した先ほどのケースとは打って変わり、最初はしらばっくれていた隣人から「動かぬ証拠」をもとに謝罪を引き出したエピソードです。
マンションの駐車場で、愛車に大きなすり傷を発見した女性。隣の駐車場の女性に尋ねるも「知らない」と突き放されますが、その不自然な態度に違和感を覚えます。管理会社を巻き込んで防犯カメラを確認した結果、映し出されていたのは……?
車に大きな傷!?「修理代お支払いします」一度、知らないふりをした女性がすぐに謝罪!?そのワケとは

長女を連れて徒歩で出かけていたときの話です。いろいろと買い物をして、帰宅していたのですが……。
自宅マンションの駐車場に通りかかると、停めてあった私の車に大きなすり傷があるのを見つけました。そのときちょうど、隣の駐車スペースを使っている女性が車を停めて降りてきたので、何か知らないかと聞くと、「知りませんけど?」とひと言。
しかし、私にはどうも彼女がしどろもどろな様子に見えたのです。怪しいと思い、マンションの管理会社に相談したところ、管理事務所で防犯カメラの映像を確認してくれることに……。
管理人さんと一緒に前日とその日の映像を確認すると、「知らない」と言った隣の車の女性が、なにやら大きな荷物を思い切り私の車にこすっている瞬間がしっかり映っていました。
これを見せると、女性もすぐに非を認め、「修理代をお支払いします。すみませんでした」と謝罪してくれました。言い逃れようとしたことは正直許せませんでしたが、証拠があったことと、管理人さんが立ち会ってくれていたことで、感情的なトラブルにはならずに済みました。
自分だけで解決しようとせず、すぐにマンションの管理会社に相談してよかったなと思います。第三者に相談すること、記録を残すことは大事だなと思った出来事でした。
著者:小松花/30代・女性・会社員。2児の母。育児に家事、仕事にオーバーヒート気味。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
生活音への配慮不足や、他人の車に傷をつけて逃げようとする行為。一つ間違えれば大きなご近所トラブルに発展しかねない出来事でしたが、結果としてどちらのケースも無事に解決へと至りました。正直に非を認めて謝罪できる人がいる一方で、保身のために嘘をつく人がいることも、ご近所付き合いの難しいところですね。
トラブルに見舞われたとき、泣き寝入りしたり感情的に相手を責めたりするのではなく、勇気を出して直接伝えたり、第三者を頼って対応したりと、冷静な行動をとった女性たち。予期せぬご近所トラブルに巻き込まれた際には、状況に応じて管理会社など適切な相談先を頼る「冷静な判断力」を持っていたいですね。

