
上田竜也が5月6日、舞台「リプリー」初日前会見に共演の木村了、潤花、川上麻衣子、鶴見辰吾、板倉武志、長友郁真と共に出席。鶴見に絶賛される場面があった。
■上田竜也、膨大なせりふに苦労
本作は、ジャンルを横断して幾多の作品を手がけてきた演出家・宮田慶子氏が、1960年公開のアラン・ドロン主演映画「太陽がいっぱい」(原題:Purple Noon/Plein Soleil)を皮切りに時代を超えて支持を集めてきた原作「リプリー」を、新演出で舞台化した作品。巧妙で冷酷でありながら人を惹きつける主人公・トム・リプリー役は、デビュー以降、映像・舞台の双方で幅広く活躍し、様々な作品で多彩な魅力を発揮する上田が演じる。
上田は最初のあいさつで「稽古中に何度も『なんで俺はこの話を受けたんだ?』っていうくらい、すごく大変で逃げ出したくなるくらいのことだった」と吐露。「そのたびに演出の宮田さんやキャストのみなさんと『大丈夫!』って言ってなんとかここまで来れました」と語った。木村は「上田くんの膨大なせりふ量。稽古の初日からほぼ入れてきている状態に僕は驚きました。やめてくれ!と思いました(笑)」と明かした。
上田は「めちゃくちゃ大変でした。正直、稽古はすごく大変でした」と振り返り「パンクしそうだった」と告白。膨大なせりふ量も苦労したと打ち明け「俺が台本を何度投げたと思いますか?2桁いきますよ(笑)」と苦労したことを語った。木村は上田の印象を「とてもまじめで。本当に台本を家でしこたま読んできてるというくらい、日に日に台本がボロボロになって…」と説明。上田は「ネタばらしすると、風呂で読んでるから」と暴露し、笑いを誘った。

■鶴見辰吾、「上田竜也は“令和のアラン・ドロン”」
鶴見は「『リプリー』といえば、『太陽がいっぱい』です。つまり今日、日本のアラン・ドロンが生まれるというわけです。上田竜也は“令和のアラン・ドロン”です!そこをぜひみなさん楽しんでいただきたいなと思います」とアピール。上田は「ありがたいお言葉をいただいております」と恐縮した。
「どんなところがそう見えたのか?」という質問に、鶴見は「このセクシーさです。この役をできる俳優さんはなかなかいないと思います。俳優を選ぶ役」と回答。「上田さんは、リプリーという役を非常にスタイリッシュにセクシーに演じている。そこでもみなさんの心をギュッと掴んでいくのは間違いない」と絶賛した。上田は「色気は封印していたつもりなんですけど」と笑っていた。
◆取材・文=朝日奈風果


