【ばんどう太郎】“かあさん推し”とおもてなし精神あふれる憩いの場
今回、ばんどう太郎を訪れて感じたことは、主に3つです。
①ほかの和食レストランチェーンとは一線を画す独特な世界観が楽しい
②安く食べたいなら平日ランチがおすすめ
③温かみのある接客と広い座席で居心地◎
おもてなしの心を全面に打ち出しているばんどう太郎だけに、スタッフの接客は文句なし! 和服を着た「女将さん」らしき女性が、若い従業員を教育する場面も見られ、接客に力を入れている様子がうかがえました。
加えて、常連客らしき高齢女性グループが入店した際には、「女将さん」が「こんにちは。いつもありがとうございます」と笑顔であいさつする光景も目撃。
昨今、あらゆるチェーン店でロボットにるよるサービスの自動化が進む中、距離の近い接客を貴重に感じるお客さんも多そうです。
一方、店中にあふれる“かあさん”推しや「女将さん」「花子さん」のシステムに対し、「一部から時代錯誤などと言われかねないかも?」とちょっと心配になったのも事実。
5年ほど前には、「ファミリーマート」の総菜ブランド「お母さん食堂」が「“料理はお母さんが作るもの”というジェンダーバイアスを助長するのでは?」などと物議を醸し、ブランド自体が消滅したケースもあるので、ばんどう太郎の今後も気になるところです。
常連客にとっての「憩いの場」にもなっているばんどう太郎。気になる方は足を運んでみたら、思わぬ体験ができるかもしれませんよ。

