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生田絵梨花「多江のあふれ出てしまう余白を受け取って」 菊池亜希子、中井友望ら養成所一期生のコメント公開<風、薫る>

生田絵梨花「多江のあふれ出てしまう余白を受け取って」 菊池亜希子、中井友望ら養成所一期生のコメント公開<風、薫る>

りん(見上愛)、直美(上坂樹里)ら一期生が養成所に入学する
りん(見上愛)、直美(上坂樹里)ら一期生が養成所に入学する

見上愛と上坂樹里が主人公を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。現在放送中の本作に、りん(見上)と直美(上坂)が通う梅岡看護婦養成所の一期生、玉田多江を演じる生田絵梨花、泉喜代を演じる菊池亜希子、東雲ゆきを演じる中井友望、柳田しのぶを演じる木越明、工藤トメを演じる原嶋凛からコメントが到着した。

■激動の時代を生きた二人のナースの“バディ”作品

連続テレビ小説114作目となる本作は、看護師という職業の確立に大きく貢献した実在する二人の人物をモチーフに描く、看護の世界に飛び込んだちょっと型破りなナースの冒険物語。

明治時代、西洋から伝わった看護学を学ぶ人々は“トレインドナース(正規に訓練された看護師)”と呼ばれ、医療看護の世界に新風を起こした。同じ看護婦養成所を卒業した一ノ瀬りん(見上)と大家直美(上坂)の二人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがて“最強のバディ”となって世界を切り拓いていく姿を描く。

脚本は「広重ぶるう」(NHK BSP4Kほか)、「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)などを執筆した吉澤智子氏が担当する。
一期生たちが入学するも、スコットランドから先生がまだ到着していない事態に
一期生たちが入学するも、スコットランドから先生がまだ到着していない事態に


■生田絵梨花(玉田多江役)、「多江のあふれ出てしまう余白を受け取ってもらえたら」

――役どころについてどのようにお考えですか?

多江は医者の家系で育ち医療に対する情熱や一生懸命さがゆえに、優等生で強い圧を発する言動をしてしまい、入学当初は直美とバチバチで……。「自分は医者になれない」という劣等感を隠すための気の強さなのではないかと想像しています。

多江がきついだけの性格に見えてしまわないように気をつけて演じていたら、ある日、喜代役の菊池亜希子さんが「多江自身が多江でいようとがんばっている感じがあふれちゃって、かわいいよね」と言ってくださって、その言葉にとても安心しました。視聴者の皆さんにも多江のあふれ出てしまう余白を受け取ってもらえたらうれしいです。

――看護婦という職業についてどのようにお考えですか?

当時、あまり理解されていなかった看護の仕事に対する待遇などを知れば知るほど、自分たちが演じる看護婦養成所の一期生がこの職業を確立するためにがんばっていかなきゃいけないという覚悟が芽生えました。この時代に看護を志した方々へのリスペクトの気持ちがどんどん大きくなっています。
玉田多江(生田絵梨花)は江戸時代に奥医師をしていた家に生まれた優等生気質の女性
玉田多江(生田絵梨花)は江戸時代に奥医師をしていた家に生まれた優等生気質の女性


■菊池亜希子(泉喜代役)、喜代は「静かな青い炎を内に秘めている人」

――役どころについてどのようにお考えですか?

喜代は一期生メンバーのなかでずば抜けて年上で、この役をいただいたとき、私自身も「学生役?大丈夫?」と戸惑いがありました。

もちろんいくつになっても挑戦することはできますが、この年齢で学生として学ぶことは令和の時代でも戸惑うくらいなので、明治時代に30代で看護婦養成所に入ってみようと踏み出す勇気は結構なものだったと思います。静かな青い炎を内に秘めている人で、そんな喜代という人間に私も惹かれ勇気をもらっています。

――看護婦という職業についてどのようにお考えですか?

現代では看護師という呼び名が定着して、男女問わず活躍する職業になりましたが当時は制服のフォルムもふんわりと柔らかく細やかで思慮深さを求められる女性ならではの職業として確立されました。このドラマで、その誕生の瞬間に立ち会えることをとてもうれしく思います。
泉喜代(菊池亜希子)はキリスト教をあつく信仰しており、過去に離縁している最年長
泉喜代(菊池亜希子)はキリスト教をあつく信仰しており、過去に離縁している最年長


■中井友望(東雲ゆき役)、「皆さんに共感してもらえるよう、苦悩を表現できたら」

――役どころについてどのようにお考えですか?

ナイチンゲールへの憧れ一本で、通っていた女学校から看護婦養成所に転入することまでをやってのけるのはゆきの強さだと感じています。どんな仕事でも憧れや理想は絶対に付きまといますが、それを強く持っているからこそゆきはこの先、現実とのギャップに苦しむことになります。

看護の仕事に限らず、どんな仕事もそのようなことはあると思うので、仕事をしているすべての視聴者の皆さんに共感してもらえるよう、苦悩を表現できたらと思っています。

――看護婦という職業についてどのようにお考えですか?

“当たり前”というのは「これが当たり前じゃないといけない」と動いてくれた人たちが作れることだと思います。人の役に立ちたい、困った人に手を差し伸べたいと、明治時代に看護婦を目指した方たちの思いが今の“当たり前”につながっている。改めてその想いの偉大さを実感しています。
東雲ゆき(中井友望)はナイチンゲールに憧れ、女学校から看護婦養成所に転入した子爵の娘
東雲ゆき(中井友望)はナイチンゲールに憧れ、女学校から看護婦養成所に転入した子爵の娘


■木越明(柳田しのぶ役)、しのぶを受け入れた一期生は「器が大きいなと思う」

――役どころについてどのようにお考えですか?

同窓生のみんなが志高く養成所に入所するなかで、しのぶは西洋の本で見たナース服に憧れて養成所にやってきた人です。しのぶは自分に自信がある人間だとは思うのですが、違う価値観を持ってい同窓生たちと出会い、共に生活する中で少しずつ変化していく。「看護婦養成所一期生」と自覚することが、しのぶの中の成長の一歩なのかもしれないと感じています。

同窓生の皆さんが独特なキャラクターのしのぶを自然と受け入れてくれる。出会ったころのシーンを振り返って改めて、皆さん器が大きいなと思っています。

――看護婦という職業についてどのようにお考えですか?

明治時代の女性の立場の変化や地位の向上に看護婦という職業が一役かっていることがとても魅力的です。女性の立場が確立されていない時代に“女性らしさ”を使ってできる仕事として看護という仕事が現れたことで、当時の人を少し楽にしたり、選択肢を与えたりしたという事実にとても強い憧れを抱いている自分がいます。
柳田しのぶ(木越明)は西洋の本で見たナース服に憧れて養成所に入学
柳田しのぶ(木越明)は西洋の本で見たナース服に憧れて養成所に入学


■原嶋凛(工藤トメ役)、「役を通じて看護の仕事の始まりを伝えていけたら」

――役どころについてどのようにお考えですか?

トメも私自身も一期生の中で一番年下というのが共通点です。演出の方などから、トメは裕福な農家出身なので昔からたくさんの人と関わることがあったという設定を聞き、そのなかで生まれたであろう周りを見る力や、人なつっこさのなかに隠れた強さが魅力的な人物だと感じています。

思ったことをすぐ口に出したり、感情が顔に出てしまったりするところなども全部ひっくるめてかわいいと思ってもらえるキャラクターを作っていけたらと演じています。

――看護婦という職業についてどのようにお考えですか?

看護師という職業が当たり前にある状況で生きてきたので、看護の仕事がシーツを替えたり、換気をしたりするところから始まることにまず驚きました。このドラマで看護婦の誕生を描くことで、看護のお仕事が当たり前にあると思っていた自分自身を見つめなおしながら、工藤トメという役を通じて看護の仕事の始まりを伝えていけたらと思っています。
トメ(原嶋凛)は青森県出身で裕福な農家の末っ子
トメ(原嶋凛)は青森県出身で裕福な農家の末っ子

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