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波瑠“ルナ”、川端康成の美しい言葉に託した麻生久美子“涼子”への思い<月夜行路>

波瑠“ルナ”、川端康成の美しい言葉に託した麻生久美子“涼子”への思い<月夜行路>

失踪したルナ(波瑠)の思いが明らかに
失踪したルナ(波瑠)の思いが明らかに / (C)日テレ

波瑠と麻生久美子がW主演を務めるドラマ「月夜行路 -答えは名作の中に-」(毎週水曜夜10:00-10:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の第5話が5月6日に放送された。涼子(麻生)の元恋人探しの旅を終えた後、ルナ(波瑠)が行方不明に。涼子はルナのように“文学”をひもといて居場所を突き止め、そこでルナの本音を知った。(以下、ネタバレを含みます)

■バーのママ×専業主婦の異色バディによるミステリー

本作は、ミステリー作家・秋吉理香子氏の同名小説が原作の“痛快文学ロードミステリー”。

波瑠が演じるのは、重度の文学オタクである銀座のバー「マーキームーン」のママ・野宮ルナ。麻生は、仕事漬けの夫と反抗期の子どもにないがしろにされる主婦・沢辻涼子に扮(ふん)する。ひょんなことから出会った2人は、涼子の元恋人探しの旅に出て、そこで思いがけず事件に巻き込まれていく。

出演はほかに、涼子の学生時代の恋人・カズト役を作間龍斗(ACEes)、涼子の夫・菊雄役を田中直樹、ルナの同級生で大阪府警の刑事・田村徹矢役を(柳俊太郎)、田村の相棒・小湊弘樹役を渋川清彦が務める。

■ルナが涼子に隠していた秘密が明らかに

カズトの優しいうそを解き明かす助けをしたルナ。大阪の旅の最終日、ルナは自分が大手出版社の文芸部長である涼子の夫・菊雄が担当する作家・重原壮助だと明かした。涼子とルナが出会った日も、ルナが作家として小説について相談するために菊雄を呼び出したことがきっかけだった。ただ、重原壮助の正体を世間には明かしていないため、大阪の旅の間も涼子には秘密にしていたというのだ。

2人から謝罪を受けた涼子は、大阪の旅が自分にとって意義のあるものであったことから許し、最後に文学の聖地巡りとして川端康成文学館に行くというルナを残して菊雄と東京に戻った。

しかしその後、涼子は東京に一度は戻ってきたというルナの失踪を知る。

■今度は涼子がルナの居場所を文学からひも解く

ルナの店「マーキームーン」で働くバブリー(真田怜臣)が恩人と慕うルナの人柄、警視庁で研修することになったという田村が明かしたトランスジェンダーとしての切ない過去、万年筆をくれたというルナの“ダーリン”が菊雄であったこと。そして大阪の旅の間に書いた月の満ち欠けの描写がポイントになる“重原壮助”の新作小説。アメリカの古い劇場や映画館の表に掲げられた電球で光らせた看板“マーキー”に「誰もが主人公」という思いを込めた店の名前。

ルナに関することを少しずつ知っていった涼子。そんなとき田村に叱られたというルナから電話がくる。「涼子さんを旅に連れ出したのは、取材のためだけじゃない。沢尻さんの奥様がどんな人か、知りたかったから」。学生時代から自分の担当となり、個人的な悩みにも優しく寄り添ってくれた菊雄は大切な人だったのだ。

小湊から田村に入った連絡で再び文学の聖地巡りで大阪に行ったことが判明。涼子は、それまでの情報を合わせて“文学”からひも解き、ルナがいると思われる場所に向かった。

■川端康成の聖地でルナが涼子への思いを打ち明ける

ルナがいたのは、川端康成の名作のタイトルにもなった反橋(そりはし)だ。「反橋」「しぐれ」「住吉」の3部作と、その22年後に書かれた「隅田川」。それらはすべて同じ書き出し、「あなたはどこにおいでなのでしょうか」で始まっていた。

そうして居場所を突き止めた涼子が「つまり会いたかったから」と言うと、「文学マニアみたい」とルナ。カズト探しでバディとなった涼子がどれほどに影響を受けていたかが分かる。

反橋には渡ると心が浄化されるという言い伝えがあり、その日の月は「リセットと再生の象徴」と言われている“月食”。そんな中で、ルナは川端康成がノーベル賞を受賞したときの講演会で言った「雪月花の時、もっとも友を思う」に本音を託した。雪や月、花という美しさに出合えた幸せを共有したい人、それは涼子なのだと。ちなみに、その言葉は中国・唐代の詩人・白居易の詩をもとにしたものだ。

「本当は涼子の友達になりたい」というルナに対し、涼子の答えは「とっくに友達のつもりだけど?」だった。文学の情緒に包まれたルナと涼子の友情の美しさが心に沁みた。

SNSには「菊雄さんの株爆上がりの回」という声がありつつ、「ルナと涼子の関係性、最高すぎます」「グッときた」「とっくに友達、こんな嬉しい言葉ないよね」「これ以上ないほど美しい友達の再生だった」と反響が寄せられた。

※柳俊太郎の柳は、「木」偏に「夘」が正式表記

◆文=ザテレビジョンドラマ部





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